「留学中に経験した面白い、変わった体験」若林真央(西安交通大学)

中国人友人宅で春節を祝う

2月24日は旧正月の最後の日でもある元宵節でした。私はこの日に一時帰国を終えて西安へ戻ってきました。夜19時ごろに西安上空を飛行していたとき、街のいたるところで花火や爆竹の光が上がっており、上空から見ていてとても綺麗でした。

空港には仲の良い中国人の友人とそのお兄さんが迎えにきてくれ、お兄さんの車に乗って西安市内にある彼女の家へ行きました。元宵節には汤圆(丸餅が入った甘いスープ)を食べる習慣があるらしく、私にそれを食べて欲しいとのことで家に招いてくれました。彼女は陝西省の最北に実家があるのですが、お兄さんが西安市内で働いており、彼女も西安交通大学に入学するので、西安市内にマンションの一室を購入したそうです。今回はそこにお邪魔しました。(聞いたところによると不動産投資の面で家を2個持ちしている中国人は少なくないそうです。庶民の私は非常に驚きました。)

この日は彼女のお母様も西安の家に滞在しており、料理を振る舞ってくれました。肉料理、炒め物、餃子、汤圆、ワイン、果物…をたくさんのメニューを用意していただき、これでもかというほど熱烈な接待を受けました。長旅の疲れと緊張からか上手に中国語を話せず「謝謝」と連呼することしかできませんでしたが、笑顔で接してくれました。

これが本場の家庭で包んだ餃子…!

家庭料理と汤圆

食後は大きなソファに座って元宵節の音楽特番を鑑賞しながらくつろぎました。そしてもう今夜は遅いからとこの日は泊まらせてもらうことになりました。友人のベッドで一緒に眠りながら、私は中国で素敵な友人関係を築けたのだなと嬉しい気分のまま寝落ちしました。

友人宅でくつろぎタイム

一時帰国中にしたこと

冬休みは日本に一時帰国しました。この機会を利用して行動したことを6つ記していきます。

①薬の調達

毎日飲んでいる薬があるので、それを貰いに病院へ行きました。国民健康保険は留学中脱退しているので診察&処方箋は自費の10割負担でした。ちなみに同じ薬は中国にもあるらしいのですが、以前中国の病院に行ったときに心配な点が数多くあったので、日本で薬を処方してもらうことにしました。

②食料品大量購入

お菓子や、ドリップコーヒー、味噌汁、梅干し、サプリ…など中国へ持ち込みました。自分で食べたり友人にあげることを想定してかなりの量を持ち込みました。故郷の味は精神安定剤です。

大量のお菓子たち

③日本料理を食べる

生魚、納豆、生卵…など中国では入手しにくいもの、衛生面で不安なものを日本で思う存分食べてきました。中国料理は好きなので食事には困りませんでしたが、時々たまらなく日本食を食べたい衝動に駆られました。しかし西安にはエセ日本料理屋しかないので、日本に帰るまで我慢しました。

一時帰国中に食べた日本食

④生活用品購入

歯磨きセットや目薬など愛用していた生活用品を補充しました。タオバオなどでも日本の商品は売っていますが、少し割高なのと本物かどうか見分けるのが大変なので、帰国時にまとめて買いました。

⑤毎日湯船に浸かる

中国の家にはバスタブがなく、ずっとシャワー生活で過ごしていましたが、だんだん寒くなるとお風呂が恋しくなりました。一時帰国中、数ヶ月ぶりに湯船に浸かったとき熱いお湯が全身を包み込んでくれる感覚に感動しました。

HSK6級の勉強

帰国中はHSK6級の過去問題集を買って勉強していました。リスニングはもちろんのこと、文法から読解、作文までありとあらゆる問題が難しく苦戦していました。中国人の友人にビデオ電話で解説してもらいながら学習を進めました。

 

以上が一時帰国中に行動したことです。日本に帰って心身ともにリフレッシュできました。休みが終わり中国へ戻るとき、日本と家族からまた離れることに寂しさを感じました。しかし西安には私を待ってくれている友人たちがいたので、明るい気持ちで中国へと旅立てました。