「1月レポート」三島 彩摘(復旦大学)

一月は前期の期末試験終了後はすぐに冬休みに入ったので、月の半ばから予定していた旅行まではほとんど一人で過ごしていました。授業があり、一緒に登校し勉強する友達がいる日常が自律した生活を送るのにとても重要なことを実感しました。

 

旅行では友達と飛行機と火车に乗って西安、北京、哈尔滨にいきました。

 

10月末の部活の試合以外で、しかも留学生だけで上海以外の都市に訪問するのは初めてでしたが、「中国語が通じなかったらどうしよう」と言った心配はあまりありませんでした。

 

当たり前の事かもしれませんが、来たばかりの時はバスの切符すら買うことができなかったのを、この4、5ヶ月でほぼ不自由なく旅行することができるようになったことに少し感動しました。

 

西安では、ずっと訪れてみたかった兵马俑を見ることができました。

教科書の中に見ていた景色が自分の目の前にあること、今自分が立っている地面、同じ場所に、何千年も前の人も立っていたかもしれないこと、何より、2200年前に作られたものがまだ目に見える形で残っていることに本当にワクワクしました。

兵马俑のみならず、中国には多くの自然・文化遺産があり、この国の土地の持つパワーは言葉では形容し尽くせないものがあると改めて実感しました。中国語を勉強していて、中国に長期滞在していなければ、訪れることがなかったかもしれないと考えると、自分が奨学金をいただいてこの場所に入れることに改めて感謝したいです。

 

中国の方との交流

今月の本来のレポートのテーマである中国の方との交流ですが、中国人の方が多い環境に身を置くことが大事だと感じています。私は大学の社团に入っていて、しかも留学生はほぼいない部活だったので、本科生や研究生のお兄さんお姉さん方にたくさん可愛がってもらっています!学生舞踏団のクリスマス会のミニゲームで書いた鹿の絵をキーホルダーにしてくれたり、高铁の荷物検査で没収されてしまったハサミの代わりを買ってくれたり、日本語で話しかけてくれたり、とにかく面倒見のいい人が中国にはおおい印象です。これから留学する予定の方はぜひ部活に所属することをお勧めします!