「中国人との交流(出会い方、交流の仕方)」井上 凜(復旦大学)

2か月近い冬休みも半分近くが終わってしまいそうです。前半には留学生友達数人と西安、北京、哈爾浜に行き最後に一人で吉林に行ってきました。2週間ほどの旅でしたがとても良い経験になりました。

哈尔滨では冰雪大世界に行ってきました。気温が-30℃近く、今まで経験したことのない寒さだったため本当に凍えました。

さて今月は中国人との交流について紹介したいと思います。

留学初めたての頃の私は中国語を学びに来たのだからまずは中国人との交流の機会を増やそうと思い、また対面での出会いが一番効率的に友達を作ることができると考え、さまざまなサークル活動や学内の活動に参加しました。そのような活動に参加すると日本語を勉強中という子やたまたま隣の席に座った子とWeChatを交換する程度の関係にはなるのですが、頻繁に連絡を取り合う関係かと言われればそうではありませんでした。こちらの中国語力が足りないというのも大きな原因の一つではあると思います。

9月に油絵サークルの新入生歓迎会に参加した際の写真です。行ってみると私以外皆中国人でかなり焦りましたがなんとか乗り越えました。

そんな中初めて参加したCityWalkでたまたま同じ班に振り分けられた中国人の子が日本の歌手が好きで、私がその歌手を知っていたことがきっかけで連絡を取り合うようになり頻繁に遊びに出かけるようになりました。ここで感じたのは日本で友達を作るときも同じですが、趣味が合うと距離が縮まりやすいということです。彼女は日本語の勉強をしているわけではないので完全に中国語での交流をしていますが、話し方の個性で初めは聞き取りにくかった中国語も慣れれば案外聞き取ることができています。簡単な表現に変えて話してくれているおかげだと思いますが。また彼女は私が知らない中国語の表現を教えてくれ、文法のミスがあれば都度指摘してくれます。有難すぎる友達です。

クリスマスに可愛いプレゼントと手紙をもらいました。

文法を教えてくれた際のWeChatの一例です。

これ以外にもこの半年間で中国人との面白い出会いはたくさんありました。旅先での出会い、闲鱼(中国のフリマアプリ)での出会い、友達の友達や微博上での出会いなどです。私が最近感じているのは、出会う機会はそこら中にたくさんありますが、その出会いを大事にして関係を続けていくことができるかどうかが重要だということです。それぞれ事細かに紹介したいところですが長くなってしまうため、今回はここまでにしておきます。