「オンライン留学での過ごし方」池尻小春(北京語言大学)

オンライン留学が始まって約2ヶ月が経ち、授業の進み方やスケジュールにも大分慣れてきた。私の受けている授業の先生方は皆優しく丁寧で、疑問点があっても非常に分かりやすい解説をして下さるため、毎授業の内容は充実したものになっている。しかし、内容も豊富で交流する機会もあるが、やはり対面での授業と比べると少し緊張感は欠けるように感じる。特に、リスニング力は少しずつ向上している実感があるが、会話力に関してはあまり実力は伸ばすことができていない。会話力を伸ばすために、今は日本で通える中国語講座を探しているが、なかなか自分に合うところが見つからず、難航している。毎日の授業をただこなすようになってしまわない為に、空き時間は大学の図書館に行って気分転換しながら、勉強に対するモチベーションを維持するように心がけている。また、11月と12月には中国語検定とHSKを受ける予定なので、そちらの対策もしっかり行っていきたい。

授業外では、週4日は一日アルバイトへ行っているので、それがとても良いリフレッシュになっていると思う。ただし、授業以外の時間はほとんどアルバイトのため、予習復習の時間の調整が少し難しい。今はアルバイトの帰り道に図書館に行って勉強する時間を作るのを習慣づけており、これを今後も継続していきたい。

先日は友人と一緒に本格的な中国の火鍋料理を食べに行った。店員さんもお客さんも皆中国の人で、店内には中国語が飛び交っており、まるで中国に来たような気分を味わうことができた。注文する時も中国語で挑戦してみたが、思うように通じず、まだまだ実践的な中国語力が身に付いていないことに気付かされた。火鍋の味は本格的で、薬味の独特な風味がしたが美味しく食べることが出来た。壁には沢山の中華料理の名前が書かれていたが、ほとんど知っている料理が無かったので、次回はまた新しい料理に挑戦しようと思う。渡航した際には本場の火鍋を食べてみたい。