「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」三村美月(北京語言大学)

9月12日に北京に渡航してから、10日間の隔離ホテルでの隔離を終え、7日間の北京語言大学内の寮での隔離が始まりました。合計17日間にも及ぶ隔離生活は、想像していた以上に過酷なものでした。

まず1番苦労したのは、なんと言っても中国語の聞き取りです。北京に到着し、隔離ホテルに入るまでの間だけでも、本当にたくさんの方に助けて頂きました。そのおかげでホテルでの隔離は大きなトラブルもなく無事に終わったのですが、ホテルを出てから大学の寮に向かう際に対応してくれた運転手の方と行き違いがあり、予定よりも早く運転手の方が到着してしまうということがありました。余裕を持って待ち合わせをするはずが、時間もギリギリになってしまい、待ち合わせのためにかかってきた電話も聞き取れず、近くにいた中国人の方に電話を代わって貰い、車まで案内して頂きました。今の語学力では、自分一人では何も出来ないのだということを実感し、改めて中国語の勉強を頑張らなければいけないと感じた、中国に来て最も印象的な出来事の一つです。

隔離ホテルから見えた景色

次に苦労したのは、食事面です。隔離ホテルでのお弁当を食べてから、それまで、自分がいかに日本向けに改良された中華料理しか食べてこなかったのかを痛感しました。結局隔離が終わるまでほとんどの料理の味付けに慣れず、日本から持参したふりかけを白米にかけて食べていました。また、幸運なことに私が入居していた隔離ホテルは、オンラインショップでお菓子や生活用品を注文することが出来たので、そこでお菓子を購入して空腹を凌いでいました。北京語言大学内の隔離寮では校内のスーパーマーケットで買い物代行をお願いすることが出来たり、外卖を利用することも出来たので、あまり食事面では苦労はありませんでした。

隔離ホテルでの食事