「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」東條友貴(天津外国語大学)

留学に向けて取り組んだ準備として、まず行ったのが都市や大学の調査である。そして数多くある都市の中から、環境や気候、歴史また首都北京から交通アクセスが良い天津を選びました。実際にTwitterやウェイボー(Weibo)などで在学している学生にメッセージを送り大学の様子などを教えていただきました。

実際に送って頂いた学校の写真

 

学生の様子

 

次に行ったのがHSKと中国語検定の勉強です。私が通っている大学は中国語学科ではない為、授業以外にも中国語を勉強する時間を増やさなければいけません。そのため中国留学生の子と喋る練習や中国語のゼミに参加し、教授とマンツーマン指導を受けました。そのおかげもあって奨学金の面接までに目標としていたレベルのHSKと中国語検定を取得することが出来ました。

お世話になった参考書たち

 

暇な時に読んでいた中国語版の小説

 

留学に向けた思いとして、私は高校二年生の夏休みに広東省東莞市に2週間ほど滞在していました。わずか2週間ほどの滞在であるが、様々なカルチャーショックをうけながら、知らない国で何とか自分の意思を一生懸命伝えようとする中で、中国の広大な土地、長い歴史、そして中国の人たちの温かさに魅力され、知らず知らずのうちに、私にとって中国は身近で大切な国になっていました。そこで自分の伝えたいことが通じないことの歯がゆい思いと元々観光が好きなことがきっかけで、日本と中国を繋ぐ中国語の通訳案内士になりたいと考え中国政府奨学金に挑戦することを決意しました。留学中では、語学力を身につけ、さらに中国人の歴史、文化、習慣への理解を深め、加えて多くの中国学生との交流、ボランティアや観光地にインターンシップなどに行き実践を通し、幅広い実戦経験を積んでいきたいと考え、留学後は山梨県地域通訳案内士の国家資格を取得し、山梨県に訪問する中国人の方を受け入れる観光ボランティアに励みたいと思います。そして今後ますます増える中国からの観光客を満足して笑顔で帰国できるお手伝いをしたいと思っております。