「留学中に取り組んだ日中友好活動」山形 瑞希(上海交通大学)

私が留学中に日中友好活動のために取り組んだことは、上海日本人留学生会(SJSA)での活動です。

9月に上海に到着してから、何か一つの団体に所属して活動しようと思い、インスタグラムやツイッターなどのSNSを通して上海で活動している団体を探しました。すると、上海日本人会という上海の大学、もしくは大学院に在籍する学生メンバーで構成される団体が見つかりました。この団体は、様々な活動において、各大学の 日本人をつなぎ、また日本人学生と現地社会を繋ぐプラットフォ ームの役割を担うため、2019 年 4 月に発足しました。2020 年からはコロナ禍において、多くの学生が上海へ渡航できない中でも、上海に関する情報発信や交流の場を設けるなどをして活動を続けてきました。9月からの新入部員の募集があった時期だったので、応募してみることにしました。面接を経て無事広報部の一員としてメンバーになることが出来ました。

広報部では雑誌MOREの作成やSNS(facebook, instagram, ビリビリ,Twitter)での発信、日中友好成人式のポスター作りなどを担当しました。また成人式開催のため、企業様と協賛金や協賛物品などの交渉をしたり、日本領事館様と協力して成人式の呼びかけを行ったりしました。また、コロナ禍の時は、朝日新聞の取材を受け、朝刊にてコロナ禍での留学について発信させて頂きました。

日中オンライン交流会内容

日中友好成人式ポスター

去年の9月についた頃は、コロナによる制限が厳しく、オンラインイベントを開くしかありませんでしたが、今年に入ってからはバーベキューイベントなどの対面イベントも開催することが出来ました。1番に嬉しいのはやはり今年の7月に開かれた日中友好成人式を無事に終えることができたことです。参加人数が少なかったり、協賛金や協賛物品が十分に頂けるか不安に思い、メンバー共々苦しんだ時期がありましたが、ガーデンホテルにておよそ60名の新成人にお越し頂くことができました。この3年ほど閉ざされた中、やっと日中の学生が実際に集まり、成人を祝うことが出来たことを本当に嬉しく思います。協賛してくださった多くの企業様、寄付金をくださった方、及び日本領事館の皆様、日本人会のメンバー全員に感謝しています。

日本人BBQ in 上海

成人式の様子