「私の暮らしているまちの特徴、自慢(おすすめスポット等)」黒田稔子(北京語言大学)

北京について

北京は観光スポットが盛りだくさんである。歴史に関して言えば、万里の長城、圆明园、天安門広場、文化に関して言えば、古北水镇、国家博物館、アミューズメントに関して言えば、ユニバーサル•スタジオ•北京、オリンピック公園、北京動物園など北京では自分が体験したいことに合わせて観光できる。また、北京の観光地は1つ1つの観光地が比較的遠いため、北京は留学で訪れた方がいいと感じた。

北京語言大学がある学院路は、地質大学、北京大学、清華大学などずらりと数多くの大学が並ぶ場所である。中国の友達によると、学院路は大学が多いため、他の場所よりもデリバリーの値段が安めであると言っていた。

颐和园

ユニバーサルスタジオ北京

古北水镇

北京と上海を比較して

留学先で人気のある場所と言えば、上海と北京だと思う。上海に旅行した時に思ったことがあるので、レポートに書くことにした。

上海と北京の大きな違いは、タクシーやお店の人が上海の方が外国人慣れしていることと、発音が上海の方が聞き取りやすいことである。

北京ではタクシーに乗ると、必ずと言っていいほど、「どこからきたのか」、「北京にはいつ来たのか」など質問されることが多い。上海では、こちらから質問したことに答えてくれるが、基本的に向こうから何か聞いてくることはない。また、北京では店員の言っていることが聞き取れないときに、向こうが適当に予測して対応するが、上海だとゆっくり言い直してくれることが多かったように思える。発音に関していうと、北京は儿の発音があるため、上海の方が標準語が聞き取りやすいように感じた。

北京では最初、中国語で話す際になかなか聞き取れず、辛い思いもした。しかし、儿の発音に慣れることができたことと、話すスピードや話しかけられることに慣れるというメリットがあった。上海に留学していたら、店員が優しく、日本人も多いため、今よりも怠けてしまっていたかもしれないと思う反面、外国人にとって暮らしやすく、もっと現地の人と楽しく会話できたのかもしれないと感じた。