「私の留学している大学のイベント」橋本采悠加(上海財経大学)

5月は大学内のイベントが多く、とても充実していました。1つ目は国際文化祭があり、初めに美食节と言って留学生が自分の国の食べ物やスイーツを作ったり、ゲームをして遊ぶイベントでした。私は日本人3人と参加し、私たちは日本の桜餅を作ることに決め、1ヵ月前から桜餅の作り方や材料、必要な道具を揃え、試作も作ってみました。私たちはみんな桜餅を作ったことがないのはもちろん、普段から誰も料理をしないので、完成しても美味しいかどうか不安でした。まずもち米に食紅を入れて炊くのですが、桜餅のピンク色にするのが難しく、一滴入れるだけで赤色のお米になります。試作品も2回目で何とか成功し、美味しい桜餅ができました。その他に、当日は浴衣を着るので着付けの練習と、けん玉を参加者にやってもらうために手本として練習しました。

桜餅失敗作

美食节の当日、朝から桜餅を100個作り、お昼は開会式のリハーサル、そして浴衣を着て開会式に参加し、常に時間がギリギリの状態でした。開会式では、留学生が自分の国の伝統衣装を着て参加しているので華やかでした。午後から祭りが始まり、日本のブースのではたくさんの学生が来てくれて、中には日本語専攻の学生や、日本語が話せる方、日本が好きな方、日本語で話しかけてくれてとても嬉しかったです。けん玉をどこかの場所に置けたら、桜餅をあげるシステムで、みんな夢中になって遊んでくれました。時間がなく他の国のブースには行けなかったのが残念でした。

美食节での日本紹介

美食节の様子

この一週間後には文化祭の閉会式があり、音楽やダンスのステージがありました。留学生が舞台で歌を歌ったり、朗読をしたり、ダンスを披露します。友人たちが舞台に立っている姿がとてもキラキラしていました。ライブのように観客も一体になって雰囲気も良かったです。私たちはこの日も日本のブースでけん玉の紹介をし、多くの学生が挑戦してくれて、楽しかったです。

閉会式で友人と

この文化祭の他に、中国人学生と留学生が交流するゲームのイベントや、付属の小学校へのボランティアに参加しました。交流イベントでは、中国人学生が少なく、ほとんど留学生のイベントでしたが、チームに分かれてゲームをし、最後に景品でノートをもらいました。小学校のボランティアは、子どもたちと絵を描くイベントで、私はTシャツに絵を描くお手伝いをしました。子どもたちと交流するのは少し緊張しましたが、子どもたちが明るく元気に話しかけてくれたり、私が聞き返すとちゃんと優しく教えてくれました。私のことを老师!(先生)と呼んでくれてとても可愛かったです。このように5月はイベントが豊富で、積極的に参加し、交流することで新しい友人も増え充実した日々を過ごすことができました。

交流イベント

小学校でのイベント