「昆明での生活が始まって」櫻井彩乃(雲南大学)

3月14日から遂に昆明での留学生活が始まりました。長い間留学を希望しながらも、新型コロナウイルスの影響で渡航が叶わずにいました。そのため、昆明の空港で入国審査を終えるくらいまで、中国での生活が始まる実感が湧きませんでした。

レポートを書いている現時点(3/30)で昆明に来てから2週間ほど経ちましたが、やっと環境が整って落ち着いてきました。それまではというと、小さなトラブル続きでした。まず、昆明に着いて民宿に一泊したのですが、ルームキーを返し忘れてしまいました。後ほど郵便で送ったのですが、民宿の方の対応が終始優しくて助かりました。また、私が当時まだスマホ決済を使えなかったため、民宿の方が代わりにタクシー代を立て替えてくださったりもしました。(後ほどしっかりお返ししました。)民宿の値段は特別安いわけではないですが、服务员との距離が近く、お部屋もとても広いので、また利用したいです。

民宿からの景色

また、大学に着いてからは校門が通れない・wifiが使えない等の問題が発生しました。Wifiに関しては2週間弱使用できない状態が続いたのですが、友人に相談・办公室に相談・辅导员に相談を繰り返して先日やっと使えるようになりました…!これ以外にも日々小さなトラブルが発生していますが(笑)、トラブルが起きる度に少なからず中国語で何かを尋ねたりお願いしたりすることになります。そのため、トラブルが起きたら、「中国語の練習、やった!」と思うことにしました。また、トラブルが起きても先生、服务员、友人など必ず誰かが力になってくれて心強い限りです。

雲南大学の門にて

大学近くの翠湖の門(広すぎて道に迷いました。)

留学に来る前、「留学は意外と暇な時間が多い」という情報をよく目にしたのですが、今のところはそのようなこともなく、何かしらすることがあります。特に週末はありがたいことに、留学生の友人達が遊びに誘ってくれるので、本来は出不精の私も寮に籠ることなく外出しています。昆明に初めて来た人は少なくとも1度風邪を引くそうなのですが、私も例に漏れず重めの風邪を引いてしまいました。それもやっと治ってきたので、1学期という短い時間をフル活用して様々な経験をしたいと思います。

留学10数人で訪れた瀑布公園

昆明の桜