「留学中に経験した面白い、変わった体験」藤岡 真菜(北京語言大学)

同じアジア圏で近い国中国でも日本と違う部分は多く、カルチャーショックを受けることは日常茶飯事です。最近一番驚いたことは、本屋に行った時、お客さんが地べたに座ったり階段に座って本を読んでいたことです。カフェが併設しているおしゃれな本屋にも関わらず見慣れない光景につい写真を撮ってしまいました。座布団まで敷いて座っている人もおり行儀がいいのか悪いのかもはや分からなくなりました(笑)

図書館に座るお客さん

冬休みも早折り返しに入りに、隔離中にリストアップした北京の行きたいところにはたくさん行くことができ、2月は初めて北京を離れお隣の都市天津に行きました。北京外に出るのにも先生や寮母に伝えるだけでよく隔離が遠い昔の記憶のように思えました。

天津に行った時の写真。 天津博物館、天津自然博物館に行ったのですが、どちらも規模とクオリティが高く終始魅了されました。

行く数日前に美团からホテルを予約したのですが、ホテル側から身分証明書を送ってきてと連絡があったので、パスポートの写真でもいいのかと聞くとダメだと断られました。一応外国人対応ホテルで検索をかけていましたが、外国人はダメだと断られ、ほかのホテルにも何件も問い合わせてみましたがなかなか見つからず、やっとの思いでホテルを見つけたのは出発の一日前でした。日本の予約サイトから見つけたらよかったのかもしれませんが、、、危うく野宿になるかと思いました(笑)泊まったホテルは日本式ホテルと名乗っており、フロア1階には日本式ラーメン、日本式のお弁当屋などの飲食店が入っていました。せっかくなので一蘭を匂わすラーメン屋でラーメンを頼んでみましたが全く日本のラーメンとは違いました。ものすごい油に加え、チャーシューが揚げられており、更にパクチーまで乗っていました。日本のラーメンをここで初めて食べた中国人や外国人がもし日本に来て本場のラーメンを食べたらびっくりするだろうなと思いました。

天津のホテルで食べたラーメン

なんやかんやいろいろありながらも天津の人たちが本当に優しく、4日間ほどではありましたが天津の有名どころはほとんどまわることができ冬休みのいい思い出がまた一つ増えました。