「大学の授業、授業がない時の過ごし方」秋本由希(華東師範大学)

オンライン留学が始まり、もう前期も半分が終わろうとしています。華東師範大学の授業は日本時間16:00~19:15で、間に15分休憩をはさみ、一日一教科ずつみっちり勉強します。私の班には口语,听力,综合,报刊の4教科がありますが、どの授業も基本的にグループワークが設けられており、発言の機会は多いです。しかし留学前リスニングやスピーキングをおろそかにしていた私は、初めの頃、このグループワークにかなり苦労しました。クラスメートが言っていることが聞き取れない、自分の意見はあってもそれを中国語で説明できない、そのため、クラスに戻ってそれぞれの班で出た意見をまとめて発表しなければならないとき何も話せないという状況に陥ってしまいました。これをきっかけに最近では、資格試験に特化した勉強は一旦置いておき、学校で使っている教材や単語帳についている音声ファイルを何度も聞くよう意識しています。

グループワークの様子

 

「非正式会谈」 様々な国の事情が知れる上、流暢な中国語を話す外国人の方々が勉強のモチベーションになります。

授業以外の時間は基本的にアルバイトをしている時間が長いです。オンライン留学に慣れてきたタイミングで、この10月から始めました。この時期の渡航には、隔離費用なども含めてかなりお金がかかると聞き、その分のお金を貯めることをモチベーションに頑張っています。今はアルバイトにかなりの時間を費やしてしまっているので、11月からは予習や復習の時間がしっかり確保できるよう調整していきます。

渡航制限で中国に行けず、自宅で1人授業を受けるのは少し寂しいですが、授業を通じてクラスメートも現地に行くことができないもどかしさを感じているという話を聞きました。グループワークでは「早く中国に行けたらいいね」などとお互いに励まし合い、交流を深めています。早く現地でみんなに会える日が来るといいです。