「私の留学している大学の特徴、自慢(新たに留学を希望する人たちに向けて)」小松史弥(北京大学)

私は今、北京大学に1年間留学しています。1年ほど前にも北京大学留学を経験しており、私にとって現在の留学は2年目ということになります。なぜ私が北京大学にこだわり続けるのかについて今回は書いていこうと思います。

1つ目の理由としては、北京大学が中国の最高学府であり、アジア・世界でその名が知られているからです。北京大学は中国中央政府が制定した重点大学、双一流大学に認定されており、「文系の北大、理系の清华」と呼ばれるほど有名な大学です。就職活動の際、面接官に驚かれるという話もよく聞きます。そのような大学で学ぶこと自体に私は意義があると思っており、モチベーションなど多くの面で学生を後押ししてくれる存在です。

もう一つの理由としては中国語学習にうってつけの環境が整っているからです。先程北京大学に在籍することの意義について話しましたが、自分の置かれた環境下で何をしたか、どのような成績を収めたのかはさらに大切なことだと思っています。例えば北京大学であれば、对外汉语学院(留学生専用学部)では1年に1度、留学生汉语演讲比赛という大きなスピーチ大会があります。初級から高級まで合わせて200人以上いる留学生の中で代表してスピーチすることができれば、大きな自信につなげることができます。

また友人から聞いた話と自身の経験を比べると、北京大学はやはり国際色が豊かな大学だと思います。世界各国の学生が注目する大学であるため、今までのクラスメイトはアジア、欧米、アフリカ、など多種多様で、とても充実した授業が展開されます。

ただ、授業のレベルはかなり高水準になっているので、慣れるまでに時間がかかります。予習・復習に費やす時間もかなり多めではありますが、本当に中国語をマスターしたい人には間違いなくおすすめできる大学です。