「前期の振り返り」納田梨央 (中央戏剧学院)

9月中旬、授業開始前日までなんの連絡も情報もなく、オンライン中国留学は突然に始まりました。あれからあっという間に前期が終わり留学折り返し地点にきました。前期を振り返ってみると、最初の1か月は先生の言っていることが5割理解しているかしていないかくらいのレベルでとにかく必死でした。クラスメイトのレベルも確実に自分より高かったためクラス分けを考え直してほしいとさえ思いました(オンライン留学生が全員で4人しかいないためそもそもクラス分けがなかったようです)。毎日の課題も最初はほぼ1日かけてやっと提出できるくらい時間がかかっていたのを覚えています。作文課題も最初はクラスで一番短くて焦りました。こんなのでこの先ついていけるのかな、そう思っていたのもなんだかんだ最初の1か月までで、案外適応していけるものでした。

10月、11月と徐々にオンライン留学生活にも慣れ、まだまだ聞き取れない部分はありつつも最初の頃と比べると肩の力を抜いて楽しく授業に臨めるようになっていました。12月には力試しにHSK6級も受験しました。合格には至りませんでしたが、前期を終えた段階での自分の能力と弱点を知ることができました。

オンライン留学後半もきっと前期のようにあっという間に終わってしまうと思うので、HSK6級合格という最終目標を達成させるために授業外の自習にも力を入れていこうと思っています。