改めまして、北京語言大学2年の小嶋涼香と申します。今学期の4か月間は、北京語言大学からの派遣生として、マカオにある澳门城市大学で学習しています。
気づけば、この澳门城市大学での生活も終わりに近づいてきました。先月のレポートで触れた通り、今月は期末テストが控えており、楽しい留学生活の中にも、しっかりと「学生らしい現実」が訪れる月でした。そのため今回は、期末テストに焦点を当てて今学期を振り返りたいと思います。

試験期間に校内に設置された考试加油站。皆意気込みを書いたり、励ましあったりしている。
まず、私が受講している科目の中でも、特に授業形式と内容の両面で興味深かった「国際貿易」についてお話しします。私は現在大学2年生ですが、本科目は3年生が多く在籍するクラスで受講しています。これは、私が春学期入学である一方、現地学生は9月入学であり、学期にずれが生じているためです。
今学期の国際貿易では、取引条件の共通ルールであるインコタームズ(Incoterms)を中心に学びました。「送料や保険を誰がどこまで負担するのか」というテーマは、ネットショッピングが当たり前となった現代において一見身近でありながら、これまで深く考える機会のなかった分野でもあります。物流の仕組みや国際規程を体系的に学ぶことで、普段何気なく手に取っている商品が、遠い国からどれほど多くのルールを越えて私たちの手元に届いているのかを実感しました。
中国語で専門用語を理解することは容易ではなかったため、授業前に日本語資料で予習を行い、基礎知識を身につけた上で授業に臨むよう心がけました。
8月にマカオへ到着した当初は、3時間の授業が終始呪文のように聞こえ、時間が進まない感覚すらありましたが、今では理解が進み、同じ3時間が驚くほど早く感じられます。完全に理解できているとは全く言いきれないものの、「難しいけれど面白い」と感じられる分野に出会えたことは、今学期の大きな収穫です。
そして迎えた期末テスト。私にとっては、クリスマスよりも一大イベントとも言える期末テストが、記述式で一斉に行われました。周囲でページをめくる音に内心焦りながらも、これまでの学びを思い出し、どうにか落ち着いて解答することができたように思います。

期末試験の会場の様子。300人ほどの学生が一つのホールで一斉に試験を受けた。
期末テストが終われば、家族がマカオまで会いに来てくれる予定があったため、それを励みに最後まで必死に取り組みました。結果が分かるのはまだ先ですが、今できることは祈るのみで、ひとまず大きな安心を得ています(笑)。

マカオの街並みの様子。この写真は大三巴という世界遺産。この場所が好きで、よく息抜きに観に行っている。
また、部活動についても大きな進展があったため、来月のレポートでは、ここに焦点を当てて感じたことを振り返っていきたいと考えています。




