「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い、困ったこと」伊藤真弥 (上海外国語大学)

奨学金決定の連絡を受けた頃、私は社会人として働いており、約3年働いた会社を退職し留学することを決意しました。中国語は大学時代に第2外国語として選択してから細々と勉強を続けていましたが、留学を決意するほど真面目に勉強したのはつい最近のことです。中国文化や習慣などについても知らないことが多く、また中国に訪れたこともありません。しかし、中国人の友人を通して知る中国はとても魅力的で現地へ行きたい!と思ったことが留学を目指したきっかけです。オンライン留学となってしまい、現地に行く夢はまだまだ先になりそうですが、いつ中国に行っても自信を持って多くの人とコミュニケーションを取れるように中国語のレベルを上げ続けていきたいと思います。

留学前は、「基礎文法」「リスニング」「スピーキング」の学習を行いました。今まで学習した内容を復習し、「リスニング」「スピーキング」の向上のためにCCレッスンというオンライン中国語教室に登録しました。私の住んでいる地域では中国人が少なく、コロナ渦ということもあり実際に会い会話練習をすることが難しかったため、オンラインでの学習で多くの中国人と交流でき、言語以外にも学べることが多かったと感じました。また自分の考えを中国語で話すことにも慣れていなかったため、一対一の授業では失敗を恐れず発言をする良い機会になり、現在の授業でも積極的に参加し、臆せず発言することができています。

自分に合ったコースを選ぶことができ使いやすかったです

授業開始前の準備としては少し努力不足だったなと後悔することもあります。しかし、授業が始まり自分の苦手を理解したことで勉強しなければいけない箇所が明確になりました。周りの受講生のレベルが高く必死になることもありますが、留学中の計画を見直す良い機会ととらえ、1年後には自信の目標を達成できるように努力していきたいと思います。

HSK用のテキストは勉強しやすく、留学前に5級を取得することができました