留学を開始して困ったこと、面白かったこと 田中桃子 北京語言大学

9月2日からとうとう授業がはじまりました。北京語言大学では授業開始前にクラス分けテストをしてその結果ごとにクラスが決まるという方式をとっていました。そして私は中級クラスに決まりました。授業はレベルごとにリスニング、閲読、文化など沢山の種類に分かれていて自分で好きな授業をそこから選ぶ形式でした。一番初めはほとんどの授業がまず自己紹介から始まりました。クラスメイトは大まかに分けてヨーロッパ系とアジア系で中級クラスは特にどのクラスでも日本人が多く一クラス(多くて)20人のところに5.6人ほどいました。授業内容はどのクラスも先生が優しくわかりやすいのでとても毎日楽しく学習しています。

学習方面以外でいうと寮ではかなり苦労した1か月になりました。まず私が最初に入った寮は1号楼という一番古い寮でした。各階共同シャワーとトイレがあり二人部屋で部屋にはベッドと勉強机、衣装タンスがありました。私の最初のルームメイトはネパール人の本科生でもう2年ほどその部屋に住んでいると言っていました。さてその部屋ですが、とにかく物が多く整頓されているとは言えない部屋でした。

さらに外が34度くらいあるにもかかわらず(ルームメイトの意向で)カーテンも窓も開けない、クーラーもつけないといった最悪の環境でゴキブリが部屋に大量発生していました。その環境に耐えられなく部屋を片付けてカーテンを開けないかとルームメイトに言いましたが虫なんてどこにでもいるしなぜかカーテンも開けたくない、クーラーもつけたくないと言い張っていたので寮の事務所にいって何とか300元払って寮を変えることに成功しました。その1号楼には2週間ほど住んでいましたが今思えばもっと早く変えていればと少し悔やんでいます。新しく変わった寮は前の寮と違い部屋もきれいでルームメイトも優しいポーランド人のお姉さんでとても仲良く過ごしています。

学食のすごくおいしいけど謎な一品

北京動物園のパンダ