留学を開始して困ったこと、面白かったこと 佐藤大介 東華大学

上海に来てからすでに3週間ほど経ちました。毎日の中国語のクラスはもちろん、銀行口座の開設や、携帯番号の取得、ビザ関連の手続き等やることが山ほどあり、様々なことを経験できています。

月初めの校内、あちこちに歓迎の文字が見られました。

まず留学を開始してから困ったことですが、主に2つあります。1つ目は携帯電話がないとQR決済が出来ず生活しづらいという点です。日本でも昨今キャッシュレス決済が浸透しつつありますが、中国では比にならない程普及しています。また、これを利用するには中国の携帯電話番号、銀行口座を取得する必要があるので、到着当初は少し不便な思いもしました。観光等の短期滞在で中国に来る方にとっては少し厳しい状況だと感じました。

どこに行ってもこのようなQR決済がありました。 2つ目はごみの分別です。上海では今年の7月からごみの分別が始まりました。大きく4つ「有害ごみ」「生ごみ」「資源ごみ」「燃えるゴミ」に分かれています。日本人にとっては当たり前のごみの分別ですが、中国国民にとってはまだ開始から数か月。間違った分別をしているシーンがよく見られるので、何が正しくて何が間違っているのか混乱させられることがしばしばあります。

学校内のごみ箱、いつもおばさんが見張っています

次に中国に来て面白いと感じていることは、宅配サービスの普及です。大学から一歩外に出て歩道(もはや歩道と呼んで良いのか分かりませんが)を歩いていると必ず宅配のバイクとすれ違います。そのほとんどが食事のデリバリーです。私も何度か利用してみましたが、食事のジャンルも豊富であり、配送費が安く、気軽に使えるので、最近は学校の食堂かこのサービスを使うかの二択になっています。

校門前には宅配のバイクが常時7,8台は止まっています。

間もなく1か月が終わりますが、今のところ勉強面だけでなく、それ以外の面でも充実して過ごせていると感じています。来月は中国のゴールデンウィークといわれる国慶節があるので、現地の方がどのように過ごすのか間近で見ることが出来るので楽しみです。10月も一日一日を大切に過ごしたいです。