留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと、新たな発見 宮川穂乃佳 華東師範大学

上海に来て気づけば約4ヶ月が経っていました。午前中のみ授業なので、自由に使える時間が多く一日一日が長く感じていたのですが、あっという間に今学期も期末テスト目前となり、留学前半が終わろうとしていることに驚いています。この4ヶ月を振り返ってみると、日々の小さなことも含め多くの経験をさせてもらっているなと感じています。どんなことも慣れてくると、当たり前に感じてしまいますが、振り返ることによって新たな発見や気づきを得ることが出来ると振り返る度実感しています。
留学する前のイメージですが、中国に留学される方の多くは空気に関して不安を持っている方が多いのではないでしょうか。私自身も空気・水、自然環境に対しての不安が大きかったです。私は上海に留学しているため、上海に限った話になってしまいますが毎日空気が悪いということはなく、青く澄んだ空の日もあります。もちろん、朝から外が霞んでいて空気が悪そうだなと感じる日もあります。ただ、マスクをしている人は思った以上に少なく、この点に関しては少し驚きました。
日本だと、美容師になるためには国家資格が必要ですが、中国では同様のものがなく、資格がなくても美容師になれるそうです。中国の友人や先生も度々日本の美容師の技術はすごいと言っていたので、一つ新たな発見でした。また、私のクラスでは先生が3人いるのですが、北地方出身の先生、南地方出身の先生で話し方や考え方が大きく異なることも新たな発見でした。北地方の先生ははっきりとさばさばしている印象ですが、南地方の先生方は日本人特有の控えめな口調に似た印象です。必ずしも全員がこれに当てはまるわけではないですが、実際に授業中に先生も北か南で特徴が異なると話していました。上海に来て、日々人の温かさを感じますます中国をもっと知りたいと思うようになりました。
中国ではクリスマスを大々的に過ごす習慣はないそうですが、12月24日の授業で先生がクリスマスケーキを用意してくれました。クラスメイトと先生でシェアして美味しく頂きました!