留学する前のイメージと実際に留学してみて気付いたこと、新たな発見 松岡真輝 上海財経大学

一般的に、中国の人は「賑やか=良いこと・楽しいこと」と考えていると分かった。
昼のランチタイムでは一人で食べる人は珍しくないが、バーや居酒屋で一人で飲んでいる中国人を見かけたことがない。またそういう場所では大人数テーブルが沢山あり、カウンターがないところさえある。
私は内向的であり、かつ一人でいることが好きだ。しかしこのような状況下で一人で飲みにいく勇気は無く、友人の飲み会について行った。もちろん、その場にいるのは初めて会う人たちである。最初は緊張して人見知りを存分に発揮していたが、慣れると楽しく、すぐに打ち解けることができた。確かに一人でいることも好きだが、大人数で賑やかで楽しい時間を過ごすのも悪くないと思った。
また、友人の彼氏のお姉さんの誕生日会に呼ばれたときは相当驚いた。友人の彼氏と言っても一度しか会ったことがなく、ましてやお姉さんなんて存在さえ知らなかった。しかし当日に声をかけられ、何の会か知らずに行くことになった。到着後に誕生日会だと知って焦ったが、「かしこまる必要は無いよ、ただ楽しんでくれれば良いから」と言われ、これが中国人の考え方なのかと理解した。大勢の人を呼んで一緒に楽しみ、皆で祝福し、皆で盛り上がる。この楽しいひとときこそが最大の価値なのだ。日本だと食事会に呼ばれたときは性格上、緊張してリラックスできない。しかしこのような考え方だと、こちらもあまり気を遣わずに純粋に楽しむことができた。
中国人のこのような気軽さ、そして賑やか好きというのは後腐れが無く、内向的な私にとってありがたい特性だ。きっと帰国後はこのような大人数の楽しい会に参加できる機会は滅多に無い。今のうちに存分に楽しみたい。

最近美味しいお茶を探すことが好きです

クラスメイトとクリスマスマーケットに行ってきました

 

お茶館に行き、中国茶を楽しみました