中国で流行っていること 小川一馬 北方工業大学

11月11日(独身の日)を迎えた。この日を迎える前から、多くの中国の人から買い物はこの日にすべきと言われたので楽しみにしていた。価格は非常に安く、私は服や日用品をたくさん購入したが、中国の人の購買量に驚かされた。友人らとどれくらい購入したのか報告した時、私が1番購入量が少なかったのである。私は品質の問題から、「タオバオ」で服を購入することに最初は抵抗を感じていたが、概ね高品質の商品が届き安心した。しかし、ニット帽だけはとても小さい商品が届き驚いた。誤って子供用の商品を購入してしまったのかと思い、商品のページを確認したが、私が誤っていたわけではなく、レビューを見ると「小さすぎる」というレビューで溢れかえっていた。これを友人らに報告するとみんな笑っていたので、話のネタにはなった。

拳一つ分ほどのニット帽が届いた

私が日々生活をしていて流行っていると感じていることは、ジムへ行き身体を鍛え、健康を維持している人がとても多いことである。私は授業が終わった後、よくバスケットボールやバドミントンをする。その中で新しい中国人の友人ができるたびに、よくジムへ行くと言う人に出会う。スポーツに関心がある人はよく通うのかと思ったが、学校の先生に聞いてみても週に1、2回は行くと言っていた。何故中国の人はジムへ行く人が多いのか、理由は2点あると感じた。1点目はジムにかかる費用が日本と比べ非常に安いことである。だいたい1ヶ月300元程度でジムに通うことができ、さらに長期の契約をする事で1ヶ月100元程度で契約できる。私の場合も8ヶ月で800元の契約である。契約すると朝から夜まで好きな時間に器具が使い放題でプールにも入れるので、非常にお得であると感じた。2点目は北京の気候も関係がある。北京の冬は寒く(11月29日、遂に大学でも雪が降り始めた)、屋外でスポーツができなくなる。そのため、冬はジムへ通い健康維持をする人が多い。

11月29日 雪が降り始め、冬の始まりを感じた