「天津について」大村 光輝 (南開大学)

今回は暮らしている街という事で天津市について紹介したいと思います。

天津市は首都北京の東南約140kmに位置し、北京、上海、重慶とともに四大直轄市の一つで、13区5県を管轄する貿易と工業を中心とした大都市です。

また天津は、京劇、昆劇、曲芸などの各地方劇の発祥地と言われ、中国古典様式の舞台が、天津戯曲博物館に現存する文化と歴史の都市です。

続いて、天津市の見所についてお話しいたします。イギリスやドイツ、フランス、ロシア、日本などの租界があり、多様な文化が混じり合う独特な建築様式が見られます。中国の歴史的建造物のほか、天津の大部分を占める湖の風景も絶景です。

その他観光地としてはランドマーク、415mほどの高さのある天津テレビ塔や1周30分ほどで周る天津之眼摩天輪です。小さな万里の長城と言われる黄崖関長城、天津独特の建物が立ち並ぶ天津古文化街、世界遺産にも登録されている独楽寺も見所です。

そして、最後に天津市の名物グルメについて紹介します。

中には聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?天津には3代名物がございます。狗不理包子(コウプリパオズ)=老舗の肉まん/麻花(マーファー)=捩じった小麦粉生地を揚げたもの/耳朶眼(アードゥオヤーン)=餡の入った団子です。どれも非常に特徴のあるもので是非一度は試して欲しいものです!

私は全て試しましたが、狗不理包子と耳朵眼は非常に美味しかったです。日本にも似たようなものはありますが、やはり現地のものは少し違う味でどちらも味が濃い印象が伺えました。また、麻花ですが、美味しいものの喉がすぐ乾いてしまうので私は少し苦手です。

こうしてレポートを書いているとまた食べたくなってきました…

是非お試し下さい!