中国語の勉強方法 神谷真奈 中央戯劇学院

中国語の勉強方法は色々な教材や方法があるので、いつももっと良い方法がないかと悩んでいる。会話していて自分に特に足りないと実感するのは語彙力だった。またピンインや声調を覚えることも苦手で、曖昧な発音になってしまうこともしばしばある。中国語ではピンインや声調で意味が変わってしまうので、正確に覚えることが重要だった。キクタン等の単語帳も使っているが、語彙力を上げるためにしたことで気に入っているのは中国語の本にひたすら発音記号を記入していくことだ。最初は分からないものばかりで全部の文字に発音記号を振ってあるページもあったが、次第に覚えた単語が増えていきある程度記入しなくても読めるようになっていった。最初から難しい本を読むと途中で挫折してしまいそうだったので、漫画や会話形式で書かれている本を選んだ。自分が好きな内容のものを教材にするとやる気も上がって良かったと思う。また読む際はできるだけ声に出して発音を確認しながら進めている。

ハリーポッターの中国語版、舞台脚本なので読みやすい

基礎演技授業で使っていた脚本

お気に入りの歌のMV

半年の中国生活で日常会話には慣れたが、今は会話の練習をする機会が少ない。できるだけその感覚を忘れないように中国語の歌を歌ったり、ドラマを見て台詞を真似してみたりして口を動かす練習をしている。また自分が普段話す内容を中国語でもすぐに思いつくか、頭の中で意識すること口に出すことを心掛け、単語が分からなかったりしたものは調べて自分の言いたかった文章を完成させるようにしている。自分で会話を想像してしゃべる練習をするのは寂しい気もするが、普段の会話を忘れないようにするには良い方法の一つだと思う。
今まで語学学習アプリを試したこともあるがまだ自分に定着しているものはない。ただ単語暗記やピンインチェックのアプリは、語彙がまだまだ少なく忘れがちな自分には簡単な復習としては力になってくれそうなので継続的にやってみたいと思う。次皆に会った時にまた話がたくさん出来るように、今のうちに力を蓄えておきたい。