青木雅典会長が、江蘇省人代と日韓地方議会の円卓会議に参加
北海道NPO法人 札幌中国友好協会
10月中旬、塩城市で開催された江蘇省人代主催の「江蘇省人代と日韓地方議会円卓会議」にNPO法人札幌中国友好協会会長青木雅典が特別招待を受け、道議会議員を率い参加した。本大会の目的は、江蘇省人代と日韓地方議会との交流成果を活性化し、友好関係及び実務協力の発展に繋げることにある。
江蘇省は、春秋戦国時代から呉越文化の発祥地、人口は8500万人超、GDP約294兆円。日本では、「寒山寺の鐘」「鑑真和尚の出発地、揚州」「孫子兵法の作成地」『西遊記』他中国3名著の作者、更に周恩来総理の故郷などとして親しまれている地方である。
江蘇省人代は1954年に第一次大会を開催、79年に常務委員会を、93年に外事委員会を設立した。以来、より一層力を入れて海外議会等との友好交流に積極的に取り組んで来た。
江蘇省人代常務委員会常務副主任樊金龍は歓迎レセプションと円卓会議に出席。江蘇省書記兼江蘇省人代常務委員会主任信長星は円卓会議に参加した日韓地方議会代表団の役員と会見、歓迎レセプションに出席した。
青木が長年江蘇省との「文化交流」「青少年交流」「経済貿易交流」「人的交流」等に尽力したのを評価され、栄誉居民として主賓対応だった。また、道議会議員も積極的に発言し、今後の交流へ向け大きな期待を寄せた。
(理事副会長 劉暁娟)

(前列左6番目=青木雅典、7番目=樊金龍常務委員会副主任)


レッサーパンダがつなぐ友好
西山動物園と北京動物園が交流窓口を新設
福井県日中友好協会
福井県鯖江市日中友好協会
日本一小さい動物園として知られる「西山動物園」(福井県鯖江市)の開園40周年を記念し10月21日、福井県日中友好協会と鯖江市日中友好協会の訪中団に市職員が同行し、北京動物園を表敬訪問しました。会談では両園が、動物の飼育や繁殖状況などの情報交換をおこなうための窓口を新たに設け、交流を進めていくことで一致しました。
会談では冒頭、北京動物園の卢雁平・副園長が「今回の訪問を歓迎する。新たな動物園交流の始まりとしたい」とあいさつしました。
鯖江市役所の小野田謙一・副市長は日中友好の歴史を回顧。産業分野での交流を機に北京動物園からレッサーパンダなどの贈呈を受けたことに触れ、「西山動物園開園の大きな契機になった」と感謝を伝えました。
続けて、佐々木勝久市長からの親書や記念の盾を贈呈した後、新たに設ける窓口を通じて継続的な交流を重ねていくことを確認しました。
飼育スタッフ同士の意見交換もあり、北京動物園での飼育状況を見学しながら、動物福祉や血統管理の大切さなどを共有しました。
参加した飼育スタッフの村山友美さんは「技術面などでの交流を現場レベルで持てるのは意義深い」と話しています。また、「交流窓口を持つことは西山動物園にとっても日本の動物園にとってもプラスになるので、ぜひ活用していきたい」と話しています。
西山動物園では現在、北京動物園から贈呈された代から数えて6・7世代目の8頭が元気に暮らしており、繁殖数では日本有数。(公社)日本動物園水族館協会に加盟する園の中では最も小さいながらも、園には県内外の多くファンが訪れています。
今回の訪中団は、福井県日中友好協会(玉村和夫会長)と創立45周年を記念した鯖江市日中友好協会(田中敏幸会長)などで組織。10月21日~22日にかけて現地に滞在し、北京経済開発区のハイレベル自動運転モデルセンターなども見学しました。
(鯖江市秘書広聴課 大森治幸)



2階建てバスで行く、日帰りバスツアー
世界遺産・富岡製紙場とこんにゃくパーク見学、上州りんご狩りを実施
千葉県佐倉市日中友好協会
佐倉市日中友好協会は、令和7年10月7日(火)に、群馬県方面の親睦日帰りバスツアーを53人の参加で実施しました。車中、長谷川稔会長から、バスツアーの参加と、佐倉市日中友好協会の日ごろの諸活動へのご理解とご協力に対するお礼の挨拶があり、バスは一路目的地へと向かいました。
富岡市の世界遺産・富岡製紙場では、二組に分かれ製糸場の歴史と概要、当時の展示物について、ツアーガイドによる詳しい説明をいただきながらの見学で、理解を深めました。次に、甘楽郡甘楽町のこんにゃくパークでの見学と昼食では、バイキングゾーンで、バラエティに富んだこんにゃく料理の試食三昧、ヘルシースイーツコーナー、田楽、煮物、ラーメン等々種類の多さに驚かされました。さらに、こんにゃく製品の詰め放題や、多数あるお土産品コーナーも充実しており、食後は、各々楽しみながらのお土産ショッピングで、ひと時を過ごしました。
最後に、沼田市の原田農園ではりんご狩りを行い、木に実った赤いりんごを見つけて、各々好きなりんごをもぎ取り、楽しみました。
帰路の車中では、参加者全員から感想等を含め、一言ずつ発言をいただき、一日中楽しかった、来年もまた参加したい等々のうれしい声が上がりました。今回も、和やかなうちに親睦交流が図れた日帰りバスツアーとなりました。
(会長 長谷川稔)

東京都日中友好協会創立75周年記念
第8回日中親善ゴルフ大会を開催
東京都日中友好協会
東陽杯第8回日中親善ゴルフ大会は、10月22日(水)、千葉県の日本長江ゴルフクラブで開催されました。
当日は、一日中、小雨模様との天気予報が出ており、中止かどうかの問い合わせもありましたが、大降りにはならないだろうと判断し、大会を決行しました。天候が良ければ参加者は100人を超える予定でしたが、若干のキャンセルがあったものの、86名にご参加頂きました。組み合わせなど準備は大変でしたが、ゴルフ大会は成功しました。
今回の大会の特徴の一つ目は、主催者をこれまでの2団体から1団体増やし、3団体としたことです。
二つ目は、協力団体として5団体の申し込みがあったことです。
三つ目は、冠スポンサーとして(株)東陽投資グループより協賛を頂いたことです。
今回は、全日本華人華僑労働組合総連合の笠原代表と全日本中華青年聯合会の大山代表が各団体に声をかけてくださるなどの奮闘により、大人数の大会となりました。
第一回大会が開催された2014年には約30人による親睦ゴルフでしたが、今回はまさに大会と呼ぶべき規模になりました。
成績発表パーティー(司会は小山実行委員長)では、各団体からのご挨拶を頂き、また参加者同士の交流も一層深まりました。優勝は、大津恩恵さんでした。おめでとうございます。
今後もこの大会を通じて、日中の友好関係を一層深めていく所存です。
(副実行委員長 中村明弘)

市民目線での民間交流推進を誓う
岐阜県日中友好協会が創立70周年記念式典
岐阜県日中友好協会
岐阜県日中友好協会は創立70周年記念式典を10月18日、岐阜市内のホテルで開き、会員らは「日中不再戦」を協会の理念とした先人の意志を継ぎ、これからも〝市民目線〟での民間交流を推進していくことを誓った。
同協会の創立は1955年9月だが、53年6月から日中友好協会(現公社日中友好協会、以下本部)岐阜支部として、本部の要請で岐阜県内で亡くなった中国人労働者の調査、遺骨収集、送還運動に携わってきた。
この運動は62年の岐阜市と杭州市の日中不再戦の碑文交換に結実。日中国交正常化後は中国残留邦人から県庁に届く肉親捜しの手紙の翻訳や返信、帰国後の生活支援に中国語の堪能な会員が取り組んだ。改革開放が進むと訪中団派遣、友好都市の交流支援、2014年度からは会員の勉強会を兼ねた『ぎふ・中国くるぶ交流講座』『日中ぎふフォーラム』を年2~3回開催し一般にも公開してきた。
式典には会員、来賓ら約100人が出席。主催者を代表して大友克之会長が中国戦線の後、南方戦線で戦死した祖父に触れ、「祖父や母の願いや思いを受け継いで日中友好に力を尽くしていく」などと決意を述べた。
大薮二朗・日中友好協会常務理事、日中友好議員連盟幹事長の近藤昭一衆院議員の来賓祝辞などに続いてジャーナリスト加藤千洋さんが「百年に一度の大変局~戦後80年、岐阜日中70年に考える」と題して講演。故石橋湛山元首相のアジア重視や、日中間の枠組み『戦略的互恵関係』の発案者、垂秀夫前駐中国大使の近著や外交活動を引き合いに、「対米外交は日本の一番大事な要素だが、そのためにもアジアとの関係を強固にし、中国とは価値観の違いや安全保障上の懸念があることを認識、互いの利益を追求していくべき」と日本の在り方を述べた。最後に「『以民促官』。日中関係の発展に若い世代の交流が欠かせない」とした。
懇談会では楊嫻・中国駐名古屋総領事、野田聖子衆院議員のあいさつ、鏡開きの後、参加者は交流を深めた。
感謝状受賞者は次の皆さん。
▽杉山幹夫(名誉会長)▽辻正(会員)▽中嶋岦(顧問)
(理事長 土屋康夫)

=岐阜市のグランヴェール岐山

神奈川県の高校生20名が遼寧省の高校生や大学生と交流
神奈川県日中友好協会
神奈川県日中では、これまで20年以上にわたり県内の高校生を訪中団の一員として県の友好提携先である遼寧省に派遣してきた。今年は新たに打ち出された遼寧省の招聘プログラムに基づき、県私立中学高等学校協会(以下「県私学協会」)と共催で10月26日~31日の日程で応募のあった12校から高校生20名を派遣し、現地高校生や大学生と交流を深めた。
訪問団は高校生のほか教員2名、県私学協会理事ら2名、県日中4名の合計28名で構成し、団長は県日中の岩和志副会長が務めた。瀋陽では在瀋陽日本国総領事館、東北育才外国語学校、瀋陽師範大学を訪問・交流したほか、世界遺産・瀋陽故宮や遼寧省博物館などを見学、高速鉄道で移動した鞍山市では鞍山師範学院で交流したほか千山公園を見学した。
高校生は全員中国が初めて。どの生徒も目的意識を持ち何事にも積極的だった。訪中団説明会において訪問先ごとの代表あいさつを募ったところ多くの生徒が挙手し直ぐに決まり、中国の高校生や大学生との交流の際も進んで会話し、会場は日本語、中国語、英語などが飛び交い大いに盛り上がっていた。
最終日のお別れの夕食会では、案内をしてくれた外事弁公室職員2名に対し全員で寄せ書きや歌を贈り、感謝の気持ちを表していた。また、高校生一人ひとりが訪中の感想を述べたが、「このような機会を与えてくれた日中の関係者に感謝したい」「訪中前は中国に対しネガティブな考えを持っていたが、中国に来て払拭された」と語る高校生が多かった。
未来は若者が担う。私たちは、この訪中が高校生にとって両国の友好の大切さを認識する第一歩となったことを確信し両国の若者に幸あれと祈るとともに、遼寧省への感謝の気持ちを抱えながら帰国の途に就いた。
(専務理事 三浦修)

戦後80年・全国日中友好協会創立75周年
講演と祝賀のつどい開催
長野県日中友好協会
長野県日中友好協会・県日中経済交流促進協議会・県日中学術交流委員会は10月7日、戦後80年・日中友好協会全国本部創立75周年を記念して講演と祝賀のつどいを長野市内のホテル犀北館で開きました。
講演会には約110名が出席。「現代ビジネス」編集次長で元講談社北京副社長の近藤大介氏が「現代中国事情と日中関係の今後」と題して講演し、今後の日中関係を考える良い機会となりました。
第1部:講演・対談
大月良則・県日中友好協会理事長が司会を務め、徳武高久・県商工会議所連合会専務理事の開会あいさつに続き、西堀正司・県日中友好協会会長が「戦後80年、日中友好協会創立75周年の節目にあたり、官民協力して不再戦と友好協力を粘り強く進めたい」と主催者あいさつを行いました。布施正幸・県日中副会長が講師の近藤大介氏を紹介し、講演に入りました。
講演「現代中国事情と日中関係の今後」
近藤氏は冒頭、長野県が地方民間交流を重ねてきたことに敬意を表しました。
講演では、10月4日の自民党総裁選を踏まえた新政権下の日中関係、中国経済の現状、4期目を目指す習近平体制、トランプ関税と中国外交などをテーマに、国際情勢を多角的に解説。AIの活用やキャッシュレス化が進む中国社会の変化、米中貿易戦争やデフレ傾向など、豊富なデータに基づきお話しいただきました。
近藤氏と西堀会長の対談
講演後の近藤氏と西堀・県日中会長の対談では、4中全会後の展望、環境問題、一帯一路、青少年交流などが話題に。近藤氏は中国で高い人気を誇るスノーリゾート・白馬を例に挙げ、誘客には「地道なPRが大切」と指摘しました。平井利博・長野大学理事長の閉会あいさつで第1部を締めくくりました。
第2部:祝賀パーティー
第2部は中沢保範・県日中事務局長が司会を務め、保谷康弘・県経営者協会総務部長の開会あいさつに続き、西堀会長が祝辞を述べました。来賓の井出庸生、篠原孝、中川宏昌(代)の各衆議院議員、杉尾秀哉参議院議員、若林健太前衆議院議員が祝辞を寄せ、峯村健司・信濃毎日新聞総務局長の音頭で乾杯。米澤正太郎・八十二銀行国際部長の締めで、盛会のうちに幕を閉じました。
(副会長 布施正幸)


楽山市一行を迎える
大衡村で郭沫若ゆかりの交流
宮城県日中友好協会
初代の中日友好協会名誉会長であった郭沫若氏(1892年~1978年)の出身地である四川省楽山市沙湾区から、宮城県大衡村を訪問したい旨の申し出が全国協会を通してあり、県協会で大衡村と連携をとり、11月3日に周強・区委常委他2名を迎え、小川ひろみ村長らの歓迎を受けました。また、当日は隣接する富谷市日中友好協会の3人のメンバーも同席しました。
大衡村は郭沫若氏の妻・佐藤をとみ(後年・郭安娜)の出身地です。役場では双方の地域の概略を説明し、今後の友好関係を模索しました。この後、生家を訪問。ただ現在は代替わりし、家も建て替えられ、直系の家族もおりません。また関係する資料などもないことを確認しました。
この後、同村の「昭和万葉の森」にある「顕彰碑」を見学。この碑は、昭和の激動期に中国からの留学生と結ばれ、日中友好の懸け橋となった、佐藤をとみ・みさを(医学者・陶孫晶の妻で、後年・陶弥麗)の姉妹の功績を村として顕彰したもの。1994年5月の除幕式には、中国大使館より王月琴参事官、日中友好協会から中江要介副会長が参加しています。
当時の詳細を伝える村の広報紙も一行に提供され、また記念撮影をして、友好のひとときを過ごしました。
(理事長 水戸雄二)


全日本中国語スピーチコンテスト
東北大会の開催と運営の体験について
宮城県日中友好協会青年委員会
10月19日(日)、宮城県日中友好協会主催の全日本中国語スピーチコンテスト東北大会が行われました。発表者は宮城県在住者にとどまらず、青森県や山形県からの参加もあり、スピーチの部9名、朗読の部11名、合計20名出場の白熱した大会となりました。
私事ではありますが、以前第2回岡山県大会、その後第40回全国大会に出場させていただいた経験から、この度初めて運営側として東北大会に携わらせていただきました。今回の出場者は両部門とも中国語のレベルが非常に高く、全国大会に匹敵する甲乙つけがたい結果となりました。
スピーチの部の質疑応答では、「你最喜欢的中国歌手是谁?(一番好きな中国人歌手は誰ですか)」という質問に対して、実際に歌って披露するという珍しい場面も。弁士と審査員の個性あふれるやり取りに、会場が度々和やかな雰囲気に包まれたのが印象的です。朗読の部の参加者は発音や声調の完成度が高く、敢えて改善を求めるなら「棒読みではなく、人間らしく抑揚のある発表を」と審査員からの総評。運営側の中国人参加者3名にお手本朗読を披露していただき、「中国語学習の参考になる」と皆釘付けでした。
今大会では、崔為磊・駐新潟総領事がご来賓され祝辞をいただいたほか、特別協賛いただいた中国国際航空公司の方々も実際に会場に足を運んでくださりました。スピーチの部の発表を頷きながら興味深く聞かれている姿に、私も感銘を受けました。
今回の東北大会を通じて、中国が好きな日本人が、中国語を通じて自分の気持ちをアウトプットすることの重要性を改めて感じています。一般の日本人が各々の中国に対する思いを伝えることで、中国人の方と心の通った、小さな交流が生まれていました。それこそが、民間の日中交流の醍醐味だと感じます。来年以降も大会が開催され、引き続き多くのご支援をいただけるように、日々の活動から信頼とノウハウを蓄積していきたいと思います。
(青年委員会 平田藍菜)







