各地の日中交流ニュース

2020年8月1日号 /

新規入会は劉亜男さん

・千葉県日中友好協会

活動的な劉亜男さんが入会

千葉県日中友好協会に中華料理店経営の素敵な女性が入会したとのこと。店の味も絶品らしい。小野崎千葉日中理事長にあれこれ尋ねたところ、「詳細を後日伝えるよ!」と相成った。以下、そのレポートである。

劉亜男さんの店に行ってきた。注文したのは店名にもなっている看板料理の「東北麻辣燙(とうほくまーらーたん)」。辛さは0の白湯スープから5辛まである。

麺は女性に人気の春雨麺(太麺もあり)、話題のもちもち小麦麺、他にもトウモロコシ麺とジャガイモ麺がありお好みで。それに好きなトッピングを、50種類の新鮮な野菜とこだわりの食材より3品選びザルに入れてスタッフに渡す。

絶妙な辛さ。想像以上のおいしさだ。ほかに日替わりランチもあり、値段は500円!から。この日はマーボトーフだった。

トッピングは50種類のメニューから選んで、ザルに入れ

劉亜男さんは、千葉県日中友好協会の近くに住んでいて、「日中友好」の看板を目に留めて「多くの人と知り合いたい」と6月25日、事務所を訪れ入会された。名前の「亜男」は“男に負けるな”の意味で父親がつけた。その名の通り明るく積極的な人柄。今後の活動に期待が持てる。

日本人男性の織田さんと結婚しお子さんは2歳の女の子。夫婦で店を切り盛りしているが、新型コロナウイルスの影響で、メニューを減らして頑張っている。

東北麻辣燙の出来上がり

牡丹江市の家族とは、ほとんど毎日ウィチャットで交信しているとのこと。いい人に入会してもらった。

お店も劉さんも、どうぞご贔屓に。

(理事長 小野﨑一男)

 

中国語講座再開。文化サロンもスタート

・長野県日中友好協会

再スタートした中国文化サロン。中国の民族楽器・フルスや二胡、中国茶、中国歌謡の教室がある。写真は二胡の教室風景

長野県日中友好協会では新型コロナウイルス感染拡大を受けて、4月開校の中国語講座が第1週目に開講式を行って以降、2カ月間休講となっていた。非常事態宣言解除を受けて、6月11日に再開された。

消毒と換気に心がけ、間隔を十分あけて、先生も受講生もマスクをつけての授業だが、皆さんこの日を待ちわびていたそうです。

2カ月ぶりに教室に賑わいが戻り、中国語が響いた。休むことなく継続することが語学学習の常道。「同学(クラスメイト)」の頑張りを感じながら学んでいる様子に喜びが伝わってきた。

長野ラジオ孔子学堂の主催する中国文化サロンも再スタートした。中国の民族楽器フルス(ひょうたん笛)、二胡、中国茶、中国の歌の教室があります。毎月2回開かれる。

二胡教室は長谷川宗利先生の指導で、入門から初級・中級までの皆さんが挑んでいる。教え方がうまく、誰もが、先生に褒められながらコツをつかんで二胡らしい音色が出せるようになったと喜んでいた。バイオリンと似た味わい深い音色。

フルス教室は関亜菊先生。フルスは少数民族の民族楽器で、日本の縦笛に似た明るい音が出る。初級と中級コースがあり音を出すコツをつかむと曲目をだんだん増やしていく。「帰国者のつどい」などで舞台に上って演奏したこともある。

中国の歌は範為為先生。カラオケで「月亮代表我的心」「夜来香」を思い切り歌い、その後中国語の歌詞を丁寧に解説、中国語の学習も十分しての2時間だった。