各地の日中交流ニュース

2020年6月1日号 /

「オンライン会議」やってみた

・東京都日中友好協会

ズームというテレビ会議システムを使い4月12日に行った「オンライン会議」。操作は意外と簡単で100人規模の同時参加が可能

新型コロナウイルスが発生してから数カ月が経ち、人と会って交流することが難しくなってきた。こういう時だからこそ、日中の交流を継続して行いたい。

どうせならこの機会を利用して、中国に住む人々と交流をしたいと思いオンライン交流会を企画した。

北京留学時代に交流があった日中学生交流団体freebird北京支部の協力を仰ぎ、武漢の大学に通う学生をはじめとした中国側5名+東京都日中友好協会が募集した5名の合計10名の発表者と傍聴で参加した30名近くの参加者で交流を行った。

「日中の街中は今」というテーマで、発表者は新型コロナウイルスによって自分が住んでいる街にどのような変化があったのか、自身の生活にどのような影響があったか、メディアを通してだけでは知り得ない現地の生の声を聞くことができた「山川異域 風月同天」という言葉の通り、今は新型コロナウイルスの影響で、日本と中国の往来が非常に困難な時期だが、オンライン上には国境はなく、すぐに隣国の中国と繋がることができる。

世界が大変な時だからこそ、両国の青年同士が結束し、実際に会って交流する日が来るまで、日中友好の種子をしっかりと蒔き続ける活動を企画・継続して行きたいと強く決意した。中国加油!日本加油!全世界一起加油!

(井上正順 東京都日中友好協会青年委員会・青年友好大使)

湖北省婦連に義援金

・日中友好神奈川県婦人連絡会

当会では新型コロナウイルス対する義援金を募り、交流を続けてきた中華全国婦女連合会を通じて湖北省婦女連合会へ10万円を送付した。

同連合会は黃岡市黄梅県五祖鎮花山村にこれを贈り、花山村の村民委員会が消毒液とマスクを調達し女性と子どもに配布した。