2026年6月1日、奨学金生の海野愉里さんがアポロトレイディング株式会社を訪問し、山本晃久代表取締役社長と、学業報告ならびに今後の目標について懇談を行いました。

留学を通じて見た香港と中国
5月末に帰国した海野さんから、留学先である香港での学びや生活について報告がありました。
留学前は「香港は以前と比べて大きく変わった」といった話を耳にしていたそうですが、実際に大学で学ぶ中で、さまざまな視点から社会や国際問題を考える機会があり、香港ならではの環境を実感したとのことです。
また、香港だけでなく中国本土にも足を運ぶ中で、同じ中国語圏であっても地域によって歴史的背景や生活習慣、人々の考え方に違いがあることを肌で感じたそうです。留学を通じて、中国を一括りに捉えるのではなく、多様な側面を持つ社会として理解するようになったと語りました。
香港や深圳でも事業を展開する山本社長からは、地域ごとに異なる特色やビジネス環境について紹介があり、「現地で生活し、自分の目で見て感じた経験こそが将来必ず役に立つ」とのアドバイスが送られました。

中国と関わる仕事への思い
海野さんは、今回の留学を通じて「将来も中国と関わる仕事がしたい」という思いがより強くなったそうです。当初は外交官などの公的分野に関心を持っていましたが、ビジネスを通じて日中両国をつなぐ道にも大きな魅力を感じるようになったとのこと。現在は、中国との関わりを軸にしながら、外交、民間企業など幅広い分野に関心を持ち、将来の進路を検討しているそうです。

海外から見た日本の魅力
懇談では、日本の文化やコンテンツ産業についても話題となりました。海野さんは、中国各地で日本のアニメや漫画、ゲームが親しまれている様子を目にし、日本文化の影響力の大きさを改めて実感したと語りました。また、中国で急速に発展するAI技術やデジタルコンテンツ産業にも触れ、海外で生活したからこそ見えてくる日本の強みや課題について、山本社長と活発な意見交換が行われました。

将来に向けて
山本社長からは、「若いうちに海外で学び、現地で得た経験は何にも代えがたい財産になる。留学で培った視野や人とのつながりを大切にしながら、自分の可能性を広げていってほしい」との激励の言葉が送られました。
海野さんからは、「留学を通じて得た経験を今後の進路に活かし、将来は日本と中国をつなぐ仕事に携わりたい」との抱負が語られ、有意義な懇談となりました。

アポロトレイディング株式会社、公益社団法人日本中国友好協会では、今後も奨学金事業を通じて日中交流を担う若者の育成を支援してまいります。
海野さんが留学で培った経験を糧に、将来、日本と中国をつなぐ架け橋として活躍されることを期待しています。




