2025年9月9日から13日にかけて、揚原安麿理事長を団長とする青年リーダー研修訪中団を、駐日中国大使館の招聘により派遣しました。
代表団は情報発信、国際事業、学校交流事業、地域事業の四つの委員会を組織し、各委員会の視点を踏まえた準備を経て、北京および重慶において視察および交流活動を実施しました。
北京では、中国共産党歴史展覧館を視察し、中国の歴史的背景および政治的枠組みに関する理解を一層深める契機となりました。
中国人民対外友好協会の袁敏道副会長より日中友好についてお話をいただきました。
同時期に滞在していた大学生訪中団第3陣と合同で歓迎宴会に出席し、世代を超えた交流の場が設けられました。
外交部を表敬訪問し、楊宇・亚洲司公使と今後の連携に向けた対話を行いました。
JETRO北京代表処の紹介により、注目のテクノロジーベンチャー企業6社を訪問し、現地のイノベーション動向について理解を深めました。
中国教育国際交流協会を訪問し、楊軍秘書長と学校交流事業について意見交換を行いました。
中国国際青年交流センターを訪問し、劉愛平書記と日中青年交流について相互理解を深めました。
大使公邸を表敬訪問し、金杉大使に団員各自が自身の考えや訪問の感想を述べる機会が設けられ、貴重な場となりました。
重慶では、重慶大爆撃「六・五」隧道惨案史実展示館を視察し、過去の出来事に対して誠実に向き合う姿勢の重要性を改めて確認する機会となりました。
両江新区では、産業拠点の施設を見学し、管理委員会より現地の取り組みについてご紹介をいただきました。
団員は11月に駐日中国大使館を訪問し、本訪中団の成果について共有・報告を行う予定です。
当協会では、本訪問を通じて得られた知見や交流成果を踏まえ、青少年交流、教育連携、地域間協力等の分野において、今後一層の充実を図ってまいります。
参加団員(情報発信グループ)松井大輝