「大好きな人々と過ごした、短くも穏やかな日本の夏」史萌華(華東師範大学)

自己紹介

大家好!はじめまして。2026年度、上海の華東師範大学に1年間留学させていただく、史 萌華(し もえか)と申します。

私は父方に中国のルーツを持ち、幼い頃から中国語や、特に食文化を始めとする中国文化が身近な存在である中で生まれ育ちました。

現在は大阪大学で英語や歴史学を専攻していますが、大学でさまざまな文化的背景を持つ学生と出会う中で、中国系の学生と関わる機会も多くなり、改めて自分自身のルーツについて深く考えるようになりました。

その中で、中国にルーツを持ちながらも中国語を十分に話せないことや、自分のアイデンティティと言語との間にあるギャップにもどかしさを感じるようになりました。今回の留学は、そのギャップを克服すると同時に、中国語や中国文化への理解を深めた上で、英語と中国語の二刀流で国際的に活躍できる人間になりたい、という思いから決意しました。

大学3年生の時に一人旅をした重慶での写真。本場の四川料理を人生で初めて体験し、中国食文化の多様性を実感。

日本の夏は儚い…

いよいよ留学が正式に決まり、出国に向けて各々準備を進めていく7月〜8月の時期、私が特に大事にしたことは「大切な友人たちと日本の夏を最大限エンジョイして、ともに最後の時間を過ごす」ということです。

日中友好協会主催の交流会への参加に合わせて、人生初の東京観光をしたり、地元の夏祭りに参加したり、友達と公園で何時間も話して過ごしたり…とにかく友達と過ごす最後の時間の一秒一秒を大事にしようという気持ちで過ごしました。

今振り返るともっと中国語の勉強に時間を使ってもよかったかも…?と若干の後悔はありますが、約一年会えなくなる友達と最後に笑い合う尊い時間は何物にも代え難いので、結果的にはこれでよかったのかなと思っています。(笑)

地元・大阪にある、万博記念公園での夏祭り。今回の留学では、生まれ育った関西を初めて長期間離れることになります。

中国語のクラス分けオンラインテストの結果。テスト受験に関する案内のメールがなんと迷惑フォルダに入っており、危うく受験期限を逃すところだった。迷惑フォルダもこまめにチェックすることを強く推奨します

留学の決意

さて、来月からはいよいよ出国です。日本での家族や友人としばらく離れ離れになるのがつらい気持ちももちろんありますが、同時にこの先どんな人々や価値観との出会いが待っているのかが楽しみな気持ちでいっぱいです。

留学では苦難にも沢山直面すると思いますが、これまでいろんなことを乗り越えてきた自分の底力を信じて、荒波に飛び込んでみようと思います。

また、生活面でサポートしてくれた家族や、精神面で支えてくれた親友たちへの感謝を忘れず、自分自身の大きな成長を信じて、約1年間の留学生活を精一杯頑張りたいと思います。