「未来の留学生へ伝えたいこと:私からのエール」山岡美結(北京語言大学)

留学生活が終わり、早くも1か月が経ちました。今月でこのレポートも最後ということで、最後にこの1年間を通して私が得た経験を、これから留学へ行く皆さんに伝えたいと思います。

まず、留学の荷物を準備する際は、必要以上にたくさんのものを持っていく必要はありません。服や日用品、日本食など、現地で必要になったものの多くは淘宝やスーパーなどで購入することができます。帰国する頃にはお土産などで必ず荷物が増えるので、最初からスーツケースに少し余裕を残してパッキングすることをおすすめします。

次に、中国語の学習についてです。私が留学を通して最も大切だと感じたのは、失敗を恐れず、とにかく話してみることです。私は留学前から大学で中国語を学んでいたため、ある程度の読み書きや聞き取りはできていました。しかし、自分の中国語が相手に伝わるかどうかが不安で、会話練習を避けていたため、スピーキングにはほとんど自信がありませんでした。中国に来てからも、最初のうちは人と中国語で話すことに苦手意識がありました。そんな私に、ある日ルームメイトが「失敗してもいいからもっと話そう。あなたと仲良くなりたいから。」と言ってくれました。その言葉をきっかけに、私は「間違えてもいいから、とにかく自分の言葉で話してみよう」と考えられるようになりました。それからは、文法や発音を間違えることをあまり気にせず、積極的に中国語を使うようになりました。その結果、スピーキング能力が向上しただけでなく、現地の人や他の留学生との交流も増えました。最初は中国語で話すことに不安を感じるかもしれません。しかし、間違いを恐れて黙っているよりも、まずは勇気を出して自分の言葉で話してみることが大切です。ぜひ「間違えてもいい」という気持ちで、積極的に中国語を使ってみてください。

そして、留学中は、とにかく外に出て、さまざまな場所を訪れてみてください。私はもともと、自分から出かけることはあまりないタイプでした。しかし、北京に来てからは、ほぼ毎日のようにどこかへ出かけるようになりました。実際に街を歩き、さまざまな場所を訪れることで、教室で学ぶだけでは分からない中国の暮らしや文化に触れることができました。また、たくさんの人と出会い、自分にはなかった新しい価値観を知ることもできました。せっかく中国に行くのなら、ぜひ積極的に外へ出て、そこでしかできない経験をたくさんしてみてください。

もうすぐ出国を控えている皆さんは、期待と不安の両方でいっぱいだと思います。私自身、留学前は海外に行った経験も、親元を離れて生活した経験もなく、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、この1年間でさまざまな経験を重ねる中で、人間として大きく成長することができ、そして何より中国という国が大好きになりました。1年間という時間は、始まる前は長く感じても、終わってみると本当にあっという間です。だからこそ、失敗を恐れず、少しでも興味を持ったことには積極的に挑戦してみてください。大変なことや思い通りにいかないこともあると思いますが、それも含めてきっと皆さんにとってかけがえのない経験になるはずです。

これから始まる留学生活を思いきり楽しみ、皆さんにとって悔いのない1年間になることを願っています。

留学中で1番印象に残った天安門での写真。日中関係が悪化していたため警備の人がつきっきりでしたが、お話をしてくださり、写真も撮ってもらえました。

1番楽しかった旅行先のハルビン。気候や地理的な位置が北京と全く違うため、街の雰囲気が全く異なっているのが印象的でした。

8月の報告会で修了証をいただいたときの写真。みなさんの留学生活を知ることができた良い機会でした。