現在私は、中国の杭州市で生活しています。杭州は中国の中でもとても有名な都市ですが、実際に暮らしてみて「ここは本当に良い街だな」と感じることが多くあります。中国には「上有天堂,下有苏杭(天には天国があり、地上には蘇州と杭州がある)」という言葉がありますが、実際に生活してみると、まさにその通りだと感じています。
まず、杭州といえば有名なのが西湖です。湖の周りには公園や歴史的な建物が多く、散歩するだけでもとても気持ちが良い場所です。観光地としても有名ですが、地元の人も普通に散歩や運動をしているので、杭州の日常の風景の一つになっていると感じます。中国の都市というとビルが多いイメージがありますが、杭州は自然と都市がうまく共存している街だと思います。
ただ、実は杭州で有名な湖は西湖だけではありません。杭州の周辺には、もう一つとても有名な湖があります。それが千島湖です。私はバカンスで訪れたのですが、湖の中に数多くの島が浮かんでいる景色はとても美しく、「中国にもこんな場所があるんだ」と少し驚きました。自分の場合は、こうした自然が豊かな場所に行くと「中国のイメージが少し変わった」と感じることが多いのですが、千島湖もまさにその一つでした。
ちなみに、中国でよく見かける有名なミネラルウォーターである農夫山泉のラベルには、この千島湖の景色が描かれています。中国ではとても身近な飲料水ですが、実際にその場所を訪れてみると「いつも飲んでいるあの水はこんなに広くてヘンテコな形をしている湖から来ているのか」と感じられて、驚きの体験でした。こうした発見があるのも、広大で文化が豊かな中国で生活しているからこそだと思います。
このように、杭州には西湖のような有名な観光地だけでなく、千島湖のように少し足を伸ばすことで出会える魅力的な場所も多くあります。そんな杭州で実際に生活してみて、ここは自然の美しさや歴史的な景観を身近に感じられる、とても魅力的な街だと感じています。もし中国を訪れる機会があれば、ぜひ杭州にも足を運んでみてほしいと思います。きっと「地上の楽園」と言われる理由を実感できるのではないかと思います。

西湖に浮かぶ人工の島「三潭印月」の中の巨大な池。回遊式庭園の真ん中のこの池は「湖の中の湖」と言われるほど大きく、自分が小さな島の中にいることを忘れてしまうほどだった。

西湖の隣にはお茶で有名な「龍井村」。山の斜面は全体が茶畑になっていて、観光客でも茶畑の間に入って茶葉を間近で見ることができる。

ホテルから眺める千島湖。人工の湖だが、周辺では湖で獲れる魚をつかった料理を食べることができたり、湖に面したカフェで一息つくことができたりと、大勢の観光客で賑わっていた。




