「暮らしてわかった、私の暮らす街の魅力とおすすめスポット」佐伯茜(上海師範大学)

暮らしてわかった、私の暮らす街の魅力とおすすめスポット

私が暮らす上海は、中国の中でも特に外国人が多い都市だと感じています。観光客だけでなく、仕事や留学で長期滞在している外国人も多く、街全体が外国人を受け入れることに慣れている印象があります。

実際に生活していても、お店での買い物やホテルのフロントなどで中国語がうまく話せなかったり、勝手が分からず戸惑ったりしても、落ち着いて対応してもらえる場面が多くありました。外国人だからといって必要以上に目立つこともなく、海外生活が初めての人でも比較的暮らしやすい街だと思います。

また、上海は中国の中でも日本人が多く暮らす都市として知られています。特に長寧区周辺には日系企業のオフィスが多く、日本人居住者も多いため、日本の百貨店である高島屋や、本格的な日本料理店、日本の商品が充実したスーパーなどもあります。海外生活の中で日本が恋しくなった時でも、日本の食べ物や商品に気軽に触れられる環境は、長期滞在する上で心強い存在です。

日本スーパーの商品棚。値段は少し高いですが、品揃えは日本そのもの。

 

さらに、日本への直行便が多く、東京までは約3時間と距離が近いことも上海の大きな魅力です。急な用事や家族の都合で帰国が必要になった場合でも移動の負担が比較的小さく、日本との行き来のしやすさを実感しています。

そして私がおすすめしたいスポットは、上海師範大学からは少し離れますが青浦区にある蟠龍天地です。古鎮の街並みを生かしながら商業施設として整備されたエリアで、中国らしい景観と現代的なショップやレストランが調和しています。カフェや飲食店も充実しており、一日ゆっくり過ごすことができます。また、季節ごとに装飾やイベントも変わり、私が訪れた元宵節の時期には色鮮やかなランタンが飾られ、中国の伝統行事の雰囲気も身近に感じることができます。

元宵節の時期の蟠龍天地。川岸の建物の中には、おしゃれなアパレルショップや雑貨店などが入っています。

週末限定で広場に屋台が並んでいました。

今月の成果

今月は期末試験があり、多くの科目で中間試験よりも点数を伸ばすことができました。日々の学習の成果を実感することができ、充実した締めくくりとなりました。

また、留学終了後の就職に向けて、住まい探しも始めました。実際に物件の内見へ行く中で、上海の家賃相場の高さに驚くとともに、中国ならではの賃貸契約の仕組みも経験しました。インターネットに掲載されている情報と実際の物件が異なることも珍しくなく、掲載されていた部屋がすでになかったり、条件の異なる物件を紹介されたりするなど、日本との違いを実感しました。戸惑うことも多く、仲介業者の方のバイクを追って一日中街を駆け回りながら家探しをするのは本当に骨が折れましたが、中国で生活していくための貴重な経験になったと感じています。

来月の目標

7月第1週には修了式があり、1年間の留学生活が一区切りを迎えます。私は留学終了後すぐに就職する予定のため、今後はビザ関係の手続きや研修、引っ越しなど、新たな生活に向けた準備が本格的に始まります。

初めて経験する手続きも多く、不安もありますが、一つひとつ着実に進め、留学生活から社会人生活へ円滑に移行できるよう準備していきたいと思います。