6月も終盤を迎え、期末テスト、そして帰国に向けた準備に取り掛かり始めました。今月は、あっという間だった上海での生活を振り返り、上海について少しでも理解が深まるように紹介していきます。
上海に住んでみて最初に感じたことは、「便利すぎる」ということです。来る前は、上海と聞くと外灘や高層ビルなど、きらきらした大都市、観光地のイメージが強かったです。しかし実際に住んでみると、上海の本当の魅力は観光よりも生活のしやすさにあると感じました。
まず、交通網がとても発達しています。地下鉄に乗れば市内の多くの場所へ行けますし、高速鉄道や飛行機を使えば、中国各地、さらには世界にも簡単に行くことができます。上海に住んでいると、週末どこかに観光に行こうかなという感覚になります。日本にいた頃の「ちょっとコンビニ行ってくる」とはスケールが違います。また、これは中国全体的に言えることですが、特に上海ではスマートフォン一つでほとんどのことができます。お腹が空いたら外卖、移動したければ滴滴、何か欲しければすぐ配送。日本に帰ってからどう生活すれば良いか、今は想像もできません。上海は人を良い意味で怠け者に変えてしまう力があります。

週末の杭州旅行
景色の面でも、上海はとても魅力的です。外灘には歴史的な建物が並び、その向かいには陸家嘴の高層ビル群があります。昔の上海と現代の上海が川を挟んで向かい合っているようなこの景色が、1番の魅力だと思います。さらに街中には花が多く、季節や月によって植え替えられるため、歩いているだけでも新鮮な気分になります。正直、街の花の管理能力はかなり高いと思います。

上海中心からの夜景

今月は紫陽花が綺麗
さらに、上海には外国人も多く、初めて海外に住む人でも比較的慣れやすい街だと思います。日本が恋しくなったら、日本料理店や日本の商品があるエリアに行くこともできます。留学中にラーメンが食べたい!温泉に入りたい!と思っても、上海ならだいたいなんとかなります。この安心感はとても大きく、留学生活を後押ししてくれました。

大勝軒のラーメン
私のおすすめスポットは魯迅公園など大きな公園です。ここでは太極拳をする人、歌を歌う人、踊る人、将棋をする人など、さまざまな人が自由に過ごしています。観光地のように派手ではありませんが、中国の日常を一番近くで感じられる場所だと思います。特に週末は多くの人が集まり、中国を身近に感じられる体験ができます。もう一つのおすすめは上海万博博物館です。世界で唯一の万博をテーマにした博物館で、上海らしい国際的な雰囲気を感じることができます。展示も見やすく、世界と上海のつながりを知ることができます。

上海世博会博物馆 海宝
上海は、派手な観光地だけでなく、生活の中に魅力がある街です。便利すぎて少し甘やかされるところもありますが、それも含めて上海らしさだと思います。住んでみて初めてわかる魅力がたくさんあるので、私は上海を「観光で好きになる街」ではなく、「住んで好きになる街」だと思います。




