「私の暮らす街、長春の魅力」木下友希(吉林大学)

私の暮らす街、吉林省長春市は、自然に恵まれ、歴史的な建造物や美しい街並み、おいしい食べ物、そして温かい人々にあふれた魅力的な都市です。今月は、日本で中国語を教わっていた中国人の先生と生徒さんが長春まで訪ねてきてくださいました。私自身も長春を案内する中で、この街の魅力を改めて実感することができました。今回は、その時の思い出とともに、私がおすすめしたい長春の魅力をご紹介します。

まず、長春を代表する東北料理である「关东铁锅炖」を食べました。大きな鉄鍋で肉や野菜をじっくり煮込み、鍋の縁に貼り付けた「贴饼子」と一緒に味わう料理です。素朴で温かみのある味わいは東北地方ならではで、長春を訪れた際にはぜひ食べていただきたい料理の一つです。

关东铁锅炖

次に訪れたのは、長春を代表する観光スポットの一つである「这有山」です。館内はまるで山の中を散策しているような造りになっており、とてもユニークです。頂上からは館内を一望することができ、写真撮影にもおすすめです。また、近くにはレトロな路面電車「54路文旅专列」が走っており、長春の歴史や街並みを感じながら移動を楽しむことができます。さらに、「长影旧址博物馆」では、中国最初の映画製作所として知られる長春映画製作所の歴史や、中国映画の発展について学ぶことができます。

54路文旅专列

夜は、長春で有名なレストラン、「萃聚唐文化主题餐厅」で食事をしました。このレストランは唐の時代をテーマとしており、店内の装飾や店員の衣装にもその世界観が取り入れられています。私たち自身も唐風の衣装を着て化粧をしてもらい、唐時代にタイムスリップしたような気分を味わいました。また、食事中には美しい伝統舞踊のパフォーマンスがあり、視覚でも味覚でも中国の伝統文化を実際に体験することができ、とても貴重な思い出になりました。

萃聚唐文化主题餐厅でのパフォーマンス

萃聚唐文化主题餐厅での食事

唐風のメイクと衣装

三日目には「长春春市动植物公园」を訪れました。園内では東北虎や象、キリン、孔雀などさまざまな動物を見ることができます。特に孔雀は間近で観察することができ、その美しい姿がとても印象的でした。その後、長春で人気の火鍋店「元盛居」で食事をしました。看板メニューの羊肉は柔らかく、臭みも少ないため、とても食べやすかったです。さらに、「新民大街」で歴史的な建築群を見学し、「桂林路」では四川発祥の料理である「串串香」を味わいました。おしゃれなカフェで音楽を楽しみながらゆっくりと過ごし、充実した一日となりました。

今回先生たちを案内したことで、改めて長春の魅力を再発見することができました。旅行中には、気さくに話しかけてくれる人や写真撮影を手伝ってくれる人、道を教えてくれる人など、多くの親切な方々にも出会いました。美しい街並みやおいしい食べ物だけでなく、人々の温かさも長春の大きな魅力だと感じています。機会があれば、ぜひ多くの方に長春を訪れ、その魅力を実際に体験していただきたいです。