私は大学名の通り上海市に住んでいます。その中でも、通う大学のキャンパスがある徐汇区(徐匯区)の魅力について、大きく分けて二つ紹介します。
徐汇区の魅力
一つ目は、カフェが多いことです。上海に来てまでカフェ巡りをするのかと思われそうですが、単に店の数が多いだけではなく、それぞれの店ならではのインスタ映えする見た目や珍しいドリンクメニューも多く、巡りがいがあります。「安福路」「五原路」「乌鲁木齐中路」には特にカフェが多く、週末に訪れるとインフルエンサーやストリートスナップをよく見かけます。SNSでよく使われる“上海city walk”というワードで検索すると、徐汇区のこれらの場所で撮影されたカフェや写真を見ることができると思います。
中国の都市である上海も例に漏れず移動するだけでとても時間がかかりますが、この一帯はとくにカフェが密集しているため、複数のカフェを徒歩で巡ることができます。そのためcity “walk” にぴったりの場所なのだと思います。
訪れた中で印象に残っているのは、味では「In Dough We Trust」の栗子拿铁(栗カフェラテ)、見た目では「OK Doggie 糖水 饮品の姜饼人红丝绒拿铁(ジンジャーマンレッドベルベットラテ)(クリスマスシーズン限定)」です。

栗カフェラテには本物の栗も添えられていて、栗を満喫できるメニュー

背景を見ても分かる通り、店やメニューだけでなく通り一帯もインスタ映えする場所
二つ目は、中心部に近い地域でありながら、自然や公園が多いことです。中国は、日本の私の地元よりも全体的に公園や街路樹が多い印象を受けました。徐汇区も例外ではなく、比較的自然が豊かな地域です。学校から徒歩3~5分ほどの場所には「康健公園」という大きな公園があり、そのすぐ向かいには「桂林公園」もあります。週末に康健公園を訪れると、楽器を演奏する音が聞こえたり、親子で遊ぶ姿やご老人が談笑する姿が見られたりと、人々の憩いの場になっていることが分かります。
また、区外には上海で最も有名な観光地のひとつである外滩がありますが、その外滩が面する黄浦江の下流に位置する「徐汇宾江绿地(徐匯賓江緑地)」も徐汇区にあります。外滩と比べ観光客は少なく、ランニングや犬の散歩を楽しむ人が多く見られ、“地元の人々が訪れる外滩”という印象でした。前学期には、授業終わりに友人たちとここでレジャーシートを敷いてピクニックをしました。天気も良く、水辺ならではの涼しい風が吹いていて、とても心地よかったです。上海で時間を気にせずゆっくりピクニックができるのも、旅行ではなく実際に住んでいるからこそできることなのだと実感したことを覚えています。

康健公園から見た夕陽

徐汇宾江绿地でのピクニック

敢えて取り上げなかった武康大楼も人気観光地のひとつ (自転車で一度だけ通り過ぎました。)

徐家汇圣依纳爵主教座堂という壮大な教会も、学校から自転車で20分ほどで訪れることが出来ます。
今月の振り返り
五月末にはコンサートへ行き、今月は西安旅行やマカオ旅行にも出かけるなど、大きなイベントの余韻が消えないまま期末テストを迎えました。充実した外出の思い出や、この留学生活全体の記憶が脳裏に浮かぶ中で勉強をするのはかなり苦しかったのですが、中国概況课(中国の歴史や文化を学ぶ授業)で西安の歴史や文化財について学んだ直後に兵馬俑博物館や秦始皇帝陵を訪れることができたため、学習内容への理解がより一層深まりました。期末テストで最も自信があるのは、秦始皇帝陵と兵馬俑に関する記述問題です。
口语课のテストでは、期末テストにもかかわらず、普段は厳しい先生がいつもより優しく感じられました。それほど無意識のうちに、この留学生活に名残惜しさを感じているのかもしれないと思いました。
ちなみに、口頭で回答するテスト(今回は口语课と视听说课)では、緊張すると声が震えてしまう癖は最後まで治りませんでした。
来月は授業はなく、修了式と帰国を残すのみとなります。帰国後は中国語を話す機会が必ず減ってしまうため、中国にいる間は少しでもその機会を減らさないように過ごすこと、そして悔いのない形で中国での生活を終えることを目標にしたいと思います。

兵馬俑博物館 長年教科書の中だけで見てきた数千年前の物を直接見られたことに感動しました。

数年応援している芸能人のツアー 初めて生で見ることができ、夢のような一日でした。

期末テストの最後の教科が終わった後に先生がご馳走してくれたドリンク




