「寮生活で感じた常識の認識の違い」木口浩佳(華東師範大学)

今回の内容は中国とはほとんど関係ない話になります。私たち留学生は一般的には留学生寮に住むのですが、留学生寮なので中国人はいません。ロシア、韓国、日本、インドネシアなど様々な国から来た人たちが1つの寮に集まります。そのため価値観の違いや生活様式の違い、色々な考え方の違いによって多少の衝突が起きます。言語の問題で意思疎通ができないことも多々あります。そこで今回は節約のために4月から自炊を始めたときに起きた価値観や衛生観念の違いについて共有したいと思います。

まず、1つ目。人のところを勝手に使う。キッチンにキャビネットがあって、その棚の中にキッチン用具などが置けるようになっているのですが、それは事前予約制で手続きをしなければいけません。が、私が予約をしたあとキャビネットを開けたらなんとすでに物が置いてあって、尞のグループに移動のお願いの文を送ったり、尞のスタッフに言って違うところに置いたりしても次の日にはまた置いてあるということがありました。1週間ほど経ってからやっと使えるようになりました。おそらく何も置いてないから使ってもいいだろうという考えだと思います。

予約したキャビネットに他の人の物が置いてあった。

次に2つ目。とにかくキッチンの使い方が汚い人が多い。料理は切る作業とかもあるので一時的に汚してしまうのはしょうがないと思います。ただ、その後が問題です。片付けない人が多すぎ問題。洗い物もシンクにそのまま放置するし、具材の切れ端や調理かすなどがそのまま放置したままどっか行ってしまう人もいます。尞のグループで毎日アナウンスされているのにも関わらず見てないのかそもそもグループに入っていないのか、改善する兆しが見えません。以前掃除をせずそのまま部屋を出ようとした人いたため、「掃除しないんですか?」と声をかけたら、「尞を掃除するおばさんがいるから、その人が掃除すればいいことなのでそのままでもいいと思ってました。」と返されました。衝撃でした。確かに日本は世界からしたら珍しく小学生のときから掃除の時間があって、片付ける習慣というのが自然の身に付いていますが、他の国の人たちは掃除する人たちがいるから自分は掃除しなくてもいいという考えの方が多いようです。しかし、寮はみんなで使うところなので最小限の配慮はしてほしいものです。

冷蔵庫にあったカビものたち

最後に3つ目。冷蔵庫の使い方。他の人のことを考えられないのか、買ったもの袋のままどさっと置く人が多いし、冷凍室は数ヶ月間前のものがずっと置いてあったりして、冷蔵室も冷凍室も新たに入れるスペースが確保できないなどの問題があります。掃除のおばさんが定期的に処理してくれるのですが、以前カビが生えた野菜を捨てたら、その野菜の持ち主から訴えられて弁償させられたことがあったようで、今は簡単に捨てることができないそうです。そういったこともあって、冷蔵庫はいつもパンパンだし奥からカビ生えた変な液体がでたものが出てくるのが日常茶飯事です。そこで私は冷蔵庫の使い方について寮のグループで提案をしたら、なぜか反発の声が上がって、私が悪者扱いされてしまいました。だいぶ悲しかったです。

寮のグループチャットできた反応

反応パート2(英語できたものを自動翻訳されたもの)

冷蔵庫やキッチンがあるだけ恵まれている環境ではあるとは思うのですが、使い方が汚かったり悪かったりすると気分はよくないですよね。また、キッチン以外のもトイレやシャワールームの使い方が汚いときもあって、おそらくみなさまは中国語に苦労するよりも寮の環境や多国籍文化に苦労することが多いと思います。そのため、英語はできていた方がいいし、中国語もできた方がいいので、みなさん中国に来る前に絶対に譲れないことは押し通せるくらいの語学力を身につけておきましょうね。