「留学中に取り組んだ日中友好活動」東條友貴(天津外国語大学)

留学している間数は少ないですが取り組んだ日中友好活動を紹介していきたいと思います。

まず一つ目は日本語教室(日本語コーナー)です。これは自分が通っている天津外国語大学の日本語学科に在籍している2年生から大学院生を対象に、日本人教師、日本人留学生と様々なテーマのもとトークをして交流するものです。詳細としては二週間ごとの木曜日に大体2時間ほどグループ分けをして、自己紹介を踏まえ「ゴールデンウイークの計画」「旅行の思い出・行きたいところ」「好きな本」「大学時代に絶対にやりたいこと」などの題目を切り口にトークをしていきます。毎回違う学生の方と話すので、その方の故郷の話や方言、食事の方法など非常に興味深い話を聞けます。私も住んでいるところの写真や方言などを教えお互いに語学学習も行い非常に楽しい時間を過ごせました。

また天津外国語大学の日本語学科の生徒が天津にまつわる歴史、グルメ、音楽に関する動画を日本語吹き替え、日本語字幕で作成し発表する大会にも審査員として参加させていただき、同じ語学学習者としてとても良い刺激をもらいました。

次に参加した活動は天津市と神戸市の友好都市提携締結50周年「“接续友好 共创未来”天津市与神户市结好50周年纪念活动」です。

こちらは2023年6月24日に天津水上公園にある日本人技術者も関わった「神戸園」にて神戸市と天津市が1973年に友好都市提携を締結してから50周年を迎えたのに際して、久元市長及び張工・天津市長は、親書を交換しあった活動です。会場では50周年写真展も開かれ、中日民間友好の歴史を記録した写真を見ることが出来ました。

また50周年記念の切手の発行や団扇に習字を書くなど様々な体験もさせていただきました。