6月は、私にとって挑戦と喜びにあふれた一か月となりました。
まず、5月に出品した書道作品が入賞し、予選を突破して、6月初旬に開催された決勝大会へ進出することができました。私は毛筆の部で参加しました。
この大会は、事前に作品を準備する形式ではなく、会場に到着するまで何を書くのか一切知らされません。当日、各参加者に中国の古代詩が割り当てられ、それを制限時間内に毛筆で作品として仕上げます。
配られる作品用紙はわずか2枚。手本もなく、その場で字形や書体、構成を考えながら創作していかなければなりません。制限時間は1時間。書道版の抜き打ちテストのように感じて、会場に着くまで落ち着きませんでした。
私はこれまで、日本・中国で事前に作品を準備して出品する大会には参加したことがありますが、その場でお題が与えられ、手本を見ることもできない限られた枚数の中で作品を完成させるリアルタイム形式の大会は初めてでした。そのため、会場では久しぶりに手に汗を握る緊張感を味わいました。
私に与えられたお題は、高锐の『娄山关即景』でした。
「北上关山寻战踪,云低雾漫雨蒙蒙。
雄词豪錾宏碑立,橡笔腾龙毛泽东。」
初めて目にする詩と向き合いながら、文字の大きさや筆の運び、作品全体の流れを考え、一画一画に集中して書き上げました。作品を書いている最中は緊張で周りの音も聞こえませんでしたが、書き終わった瞬間には「なんとか2枚で収まった……!」とほっと胸をなで下ろしました。結果は2位で銀賞、嬉しくも悔しくもある結果だったので来年に向けてさらに練習を重ねていこうと思います!

書道大会決勝の様子
また、今月の大きな喜びの一つとして、これまで取り組んできた書道や文化活動などの課外活動を評価していただき、北京市教育委員会より栄誉証書をいただくことができました。
さまざまなことに挑戦していると、結果が出たときには自信につながる一方で、「まだここを伸ばせるな」と新たな課題も見えてきます。嬉しさと同時に成長の余地を感じられることが、挑戦を続ける原動力になっています。

これまでの課外活動が評価され、北京市教育委員会より栄誉証書をいただいた際の写真
さらに今月は、オーケストラ部や合唱団での発表や録音、大会などが数多くありました。ほぼ毎週末に本番があり、気が付けばスケジュール帳がびっしり埋まっていました。練習、授業、本番の繰り返しで、たまに今日は何曜日なのか分からなくなることもありましたが、それだけ充実した毎日を過ごせていたのだと思います。どの日を切り取っても宝物のような思い出が詰まっています。

合唱団の本番の様子(全10曲ほどを披露しました)


オーケストラ部の本番の様子
そして個人的に今月一番嬉しかった出来事は、母が日本から北京まで会いに来てくれたことです。久しぶりに母と過ごす時間は本当に幸せで、まるで夢のようでした。美味しいものを食べたり、一緒に街を歩いたり、何気ない時間のありがたさを改めて感じました。

心の充電120%!北京まで会いに来てくれた母との一枚
留学生活では楽しいことも大変なこともありますが、母に会えたことで心の充電は100%どころか120%まで回復した気がします。たくさん元気をもらい、今月はいつも以上に頑張れそうです!
さて、6月はいよいよ期末試験が控えています。課外活動と学業の両立を大切にしながら、気を引き締めて勉強にも全力で取り組みたいと思います。
留学生活の中で学業だけでなく、文化活動や芸術活動にも積極的に挑戦しながら、自分自身をさらに成長させていきたいと思います。日々支えてくださる皆様への感謝の気持ちを忘れず、これからも一歩ずつ前進してまいります。




