「中国留学を終えて」竹森光平(北京外国語大学)

北京外国語大学への留学も終え、先日日本へ帰国した。思い返せば本当にあっという間で早かった。留学を通して文化や生活習慣、考え方など多くのことに直接触れることができ、素敵な経験をすることができた。また語学力に関しても、留学当初と現在を比較すると圧倒的に向上し、語学に限らず色々な面でレベルアップしたと我ながら感じている。

これまでのレポートにも書いている通り、最初は先生の話や店員とのやり取りなど理解するのが難しい場面もあり、決してスムーズではなかったと思う。しかし現在は、日常生活を送る上での問題は特になく、少なからず以前よりは何事もスムーズに進むようになった。だが長文になると正直100%正確に聞き取って理解することはまだ難しい。同時に私が話す中国語の文法や発音なども決して完璧ではない。しかし完璧でなくても結局は相手に伝わればまずはそれで良いため、50%でも80%でも頑張って伝えようとする姿勢、頑張って理解しようとする姿勢が大事だと個人的には感じている。それと同時に、自分から主体的に行動し、自分自身の気持ち・意見をしっかりと伝えることも改めて重要であると強く感じた。おかしいと感じたことは尋ねてみる、自分で考えてもわからないことは聞いてみるなど何かしらのアクションを起こさないとわからないことはそのままだし、何も質問がないと相手側も理解しているものだと解釈する。これは手続き関係や買い物、寮母さんによって言っている内容が違うことなど全てにおいて共通する。聞いてみることでしっかりと対応してくれ、そしてダメもとで言ってみたことが、案外OKされることも多々ある。これらは自分から動いたことで得られるものであるため、今後も引き続き行動し続ける姿勢が求められると感じている。

少し脱線するが、5月末に家族が私に会いに上海へ3泊4日で旅行に来てくれた。本当は私が通っている大学等も見たかったため、北京にも行きたかったのだが、日数の関係で今回は上海で合流した。せっかく来てくれるからには当然思いっきり楽しんでもらい、良い思い出にしてもらいたい。そのため、事前に行きたい場所や見てみたい所をいくつか聞き、私なりに考えて計画を立てた。外灘のナイトクルーズや上海ディズニーをはじめ、南京路に豫園、田子坊や動物園、博物館などたくさんの場所に訪れた。当然家族は中国語を話すことができないため、私が間に立ってやり取りをし、特に問題も起きず無事に案内をすることができ、本当に頼りになるとすごく感謝してくれ、私も嬉しかった。家族も楽しかった、また行きたいねと喜んでくれ、1年前の自分だったら案内なんて絶対に出来ていなかっただろうと感じ、この約1年間で本当に中国語力が伸びたのだと再確認することができた。

最後に、中国政府奨学金留学という非常に素晴らしい機会を与えてくださりありがとうございました。また今回の留学に関わっていただいた先生をはじめ、全ての方々に感謝申し上げます。忘れられない貴重な財産になりました。今回得た多くのことを今後も活かしていきます。ありがとうございました!