アウトプットの大切さ
留学後半になると、自身の語学力が伸びているのか分かりづらくなりました。しかし、実際に美容師さんやネイルの店員さんと話すと、滞りなく会話できることに気づきます。来たての頃は私の拙い中国語にため息をつかれることもあって、施術中は謝りっぱなしでした。しかし留学後半になるとリラックスしてこちらから質問ができるほどになったし、「外国人なの?中国語発音いいね」「日本に帰国したら連絡してね」と言われるほどになりました。不安を抱えるよりも、実際に話してみる方が早いです。

ネイル。中国はお手頃価格なので沢山楽しみました。
成長できた点
事実と感情を分け、さっさと切り替えることが出来るようになりました。
留学生活には逃げ場がありません。日本では嫌なことが起きても、家に帰れて日本食があって家族がいます。しかし留学では「あぁ、もうこの国疲れたな」と思っても帰る場所が無いのです。どんな理不尽な差別を受けても、寝ても覚めても中国なわけです。
上手く自分の心を保ちながら生き続ける必要があります。切り替えて流して、自分の大切にしたい価値観は守って、その繰り返しは本当に心の鍛錬になりました。
異文化理解
中国生活が長くなるにつれて、自然と生活様式も中国式になり自分でも驚きました。足が冷たくてフットバスボウルを買ったり、蚊よけで花露水を買ったり、ふと部屋を見るとあら不思議、教科書通りの中国スタイルになっていました。文化の形成には気候だとかそれに準ずる自然環境も大きく作用すると知りました。

花露水。夏のマストアイテム!
全ては考え方次第と知る
1番は人生の見方が変わったことです。ここで出会った人たちは、逆に言うと留学しなければ出会えなかった人達です。
「私の国では、雨がいい匂いがするの。皆雨が降ると嬉しくなって外に出るんだよ。」とモンゴル人の友人が教えてくれました。すると、その日から雨がそこまで苦ではなくなるわけです。
親知らずが痛くて、と韓国人に相談すると、
「韓国では、親知らずは”サランニ(=愛)”って呼ぶんだよ。恋を知る頃に生えてくるから」と教えてくれます。するとまた物の見方が変わります。
一概に良し悪しで見ていた世界が一変すると、自分がこれまでいかに狭い価値観で生きてきたかを思い知らされます。
感想
留学は準備に1年半、実行期間は10ヶ月。合計2年半のプロジェクトでした。
私は自分を留学するような人間だと思ってなかったし、出来るとも思っていませんでした。
でも今こうして終わってしまったのです。そして、逆にここからという気持ちもあります。留学中に出会った韓国の友人とはこの先も一生をかけて仲良くできます。留学で学んだことは今後の人生でフルに活用できます。

留学中ずっと仲良くしてくれた韓国人の友人と留学お疲れ様会。
大1から中国語を勉強し続けられたのは、「将来どんな人たちに出会えるんだろう」とワクワクしていたからです。
結果、留学まで出来て、留学先では沢山の素晴らしい友人や先生に恵まれて、あぁ本当にやってよかったなと思います。
関わってくださった全ての方にこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。




