中国語学習は楽しいですかと聞かれたら、私は「楽しかったから続けることができた」と答えると思います。言語学習にはさまざまな方法があり、自分に合った方法を見つけて継続することが大切です。しかし、それ以上に重要なのは、学習そのものを楽しいと感じられるかどうかだと考えています。
私は中学・高校での英語の授業に苦手意識があり、現在でも英語はあまり得意ではありません。一方で、中国語については、日常会話であればある程度自信を持って話すことができます。この違いは、英語学習で苦痛だった方法を、中国語では取らなかったことにあるのではないかと感じています。
1、たくさん聞く
一つ目は「たくさん聞くこと」です。私はこれまで、できるだけ多くの中国語を聞くようにしてきました。現在でもリスニングには課題を感じているため、意識して聞く機会を増やしています。日本語母語話者は漢字の知識があるため、中国語字幕付きのドラマや、中国語圏の人が発信しているYouTubeやSNSの動画を活用することが効果的だと感じています。特に、小红书(rednote)などのSNSは、中国語に触れる機会になるだけでなく、現地の流行や文化を知る手がかりにもなります。
また、日本語を介さずに中国語に触れる時間を増やすことで、中国語を中国語のまま理解する力が少しずつ身についていくと感じています。もちろん、正確に意味を理解したい場合には、日本語を使って確認することもあります。しかし、日常会話では、すべてを完璧に理解できなくても、ある程度意味が分かれば会話は成立します。そのため、「だいたい分かればよい」という気持ちで、気軽に多くの中国語に触れ続けることが大切だと思います。

寮の部屋では時間をみつけてはずっとドラマを観ています。
2、使ってみる
二つ目は、「実際に使う機会を持つこと」です。私は、日本でも中国でも、中国人と関わることのできる場所に足を運ぶようにしています。そうした中で、中国語を使う機会が自然と増えていきました。
また、その中で仲良くなった友人もいます。私の場合、中国語を練習するために友達を作っているというよりは、単純に一緒にいたいと思う人と過ごしている中で、中国語を使う場面が増えている、という感覚の方が近いです。結果として、それが中国語の上達にもつながっていると感じています。
さらに最近では、漢方に興味を持ち、中医の先生と週に一度会話をする中で、中国語に触れる時間を作っています。このように、日常の中で無理なく中国語を使う環境を持つことが、学習の継続にもつながっていると考えます。

北京語言大学で、中国の伝統文化である「植物拓染」の体験をしました。紀元前3000年前後にから始まったそうです。

出来上がったバッグです。
3、たのしむ
三つ目は、「楽しむ気持ちを忘れないこと」です。言語学習は長く続ける必要があるものであり、楽しさがなければ継続することは難しいと感じます。新しい表現を理解できたときや、中国で流行しているミームや言葉が分かるようになったときなど、小さな喜びの積み重ねが、学習を続ける原動力になっています。
この点については、孔子の言葉の「知之者不如好之者、好之者不如乐之者」にも示されている通り、楽しさこそが学習を支える最も重要な要素であると思います。

北京の日中学生交流団体freebirdのお花見会に参加しました🌸




