青年訪中団で培った中国体験、テレビキャスターで培った現場力で日中草の根交流の架け橋になる!

2026年8月1日号 /

友好訪問プロフィール

テレビ朝日学生キャスター
立教大学在学中

吉村よしむら摩耶まやさん


北海道札幌市出身。高校在学中にHSK4級取得。大学入学後、担当教授の勧めで「2025日中友好東京都青年訪中団」【認定NPO法人東京都日中友好協会主催】に参加。2026年1月に出場した日本最大級の中華ファッションモデルアワードTokyo Mandarin Award 2025にて特別賞受賞。現在はNPO法人東京都日中友好協会認定日中友好アンバサダーとして活動する傍ら、テレビ朝日学生キャスターとして生放送を通して日々伝える技術を研削中。お菓子作り、手芸、イラストレート、プログラミング、ボリウッドダンス歌唱等々多才多芸。

私と中国との出会い

ルーツがあったわけでもなく、もっと単純な、幼少期からの純粋な憧れでした。きっかけは、金城武さんが好きだった親の影響で観ていた中国・香港映画です。よく「渋いね」と驚かれるのですが、張芸謀監督のアクション映画や香港映画『Mr.Boo!』の滑稽な世界観は本当に大好きでした。気がつけば中国という国そのものが特別な憧れの存在になっていました。しかし、高校時代は商業科に通っており、中国語とは無縁の環境にいました。高校3年生になり進路を前にした時、「このまま大好きな中国と何の接点もないままなのは嫌だな」という一心で、拼音のピの字も知らない初心者ながら、地元の大学の中国人講師の元へ一人、中国語を学びに行きました。先生はマンツーマンで懇切丁寧に教えてくださり"好き"という勢いだけで夢中になって学び、高校在学中に漢語水平考試4級に合格しました。

大学進学そして訪中団参加へ

このとき踏み出した一歩が、その後の扉を開けてくれました。立教大学入学後、中国語中級クラスを履修し、そこで出会った教授の勧めで「2025日中友好東京都青年訪中団」【認定NPO法人東京都日中友好協会主催】に参加することになったのです。人生初の海外渡航となったこの訪中団は、私の人生観を大きく変えました。肌で感じた実際の中国は新鮮で、何より現地の人々がとても温かかったのです。「情報」と「現実」のギャップに衝撃を受けると同時に、切り取られた一部の情報だけでなく、等身大の姿を優しく伝える人が必要なのだと肌で感じました。また、随行くださった心優しい経験豊かな東京都日中友好協会みなさまのアテンドも素晴らしく、視察地や観光地等で記念写真を撮影いただき、移動車中ではこれまでの訪中団の歴史もレクチャーくださりました。

日中友好アンバサダー就任そして夢の実現へ

この「伝える人になりたい」という思いは、私のその後の活動の大きな根底になっています。現在は、テレビ朝日学生キャスターとしてニュース番組生放送(ABEMATV「abema news」、BS朝日「news access」)を担当し、日々伝える技術を磨いています。現場は緊張感の連続ですが、あの訪中団の地で感じた「正しい伝え方で、人と人を繋ぎたい」という想いが現在の私の確かな支えになっています。また、今年1月に開催された「Tokyo Mandarin Award 2025」にも挑戦しました。中国語スピーチ部門やチャイナドレス部門に出場し、各部門賞では結果が出せず諦めかけていましたが、最後の最後に思いがけず「日中友好賞」と言う特別賞をいただき私の熱意を拾い上げていただきました。あの時の驚き深い感謝は今も私を支えておりそのご縁から、都日中認定日中友好アンバサダーとして活動しています。私にとっての日中友好は、決して大きなスローガンではなく、映画を観ること、歌を歌うこと、自ら一歩を踏み出して相手を知ろうとすること。その小さな積み重ねの先にあるものです。将来はアナウンサーとして日々のニュースを正確に伝えるとともに、これまでの活動を通して肌で感じた「等身大の中国の魅力」を生き生きと発信し、両国を繋ぐ新しい架け橋になりたいと考えています。これまでの歩みに感謝しながら、これからも私らしい一歩を続けてまいります。

都日中総会にてアンバサダーお披露目の一幕
写真中央は康暁雷参事官