程帰航レポート②

4月から奨学金のおかげで、何の不安も持たずに生活を送ることができ、大変助かりました。4月から現在までの状況をご報告いたします。

秋雨の到来とともに気温が下がり、夏は完全に終わりを告げました。8月からの毎日はとても充実しています。

学業面

夏休みには、英語を勉強しながら、修論の準備をしました。10月の入学式以来、授業では陰謀論に関する本を読んでいます。この本では、アメリカの大統領選挙やコロナに関する陰謀論を扱い、人々はなぜそれを信じるのかを考えています。 この本を読んでいるうちに、日本や中国にも伝染病やワクチンに関する似たような陰謀論が存在することがわかり、さらに興味を持って読むことができました。また、コロナ禍の収束が見通せず、生活が苦しくなっている人も多いです。そのような状況で「黒幕によって仕組まれた」という誤ったストーリーに飛びついてしまう人が増えてもおかしくないです。人々がデマや陰謀論に惑わされやすくなっていると感じ、より見極めて生活することが重要であると考えています。

9月に2020年度の入学生を歓迎するイベントに参加しました。

生活面

コロナの感染状況が改善されないため、夏休み中はできるだけ家にいました。8月上旬に2回目のワクチンを接種して、その後一昼夜熱が出ました。終わった後はホッとしました。 コロナ自粛でずっと家にいたため、各季節の東京の違いを体感することができなくて残念でした。ワクチン接種後、外出の機会が増えました。東京には、中国の監督の作品を再上映する映画館がよくあります。この前、東京を舞台にした映画を見た後、帰り道に映画に出てきた喫茶店を見つけたことがあります。秋になり、ゼミの仲間と一緒に、ある時は日暮里から上野、ある時は新宿から神保町と、東京の街を散歩します。このようなときがあって、「この都市が好きだ」と感じました。これからもここにいて、いい思い出を作りたいと思います。

このような時間を過ごすことができたのは、やはり日中友好協会のご支援のおかげです。 今年残された時間を大切にして、残りの学生生活を悔いのないものにしていきたいと思います。