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第5回通常総会アピール |
私たちは本日、東京において(社)日中友好協会第5回通常総会を開催し、向こう2年間に私たちが目指す努力目標と、新しい役員人事などを決定しました。また、協会創立以来52年に及ぶ歴史のなかで培われた伝統と精神を引き継ぎ、思想信条の違いにとらわれることなく、日中友好を願うという一点で団結し、民間の立場から、多様で具体的な活動をさらに推進していくことを、一致して確認しました。 有事法制関連法案が国会で審議に入ろうしている現在、「日中友好は日本の最大の安全保障」という故宇都宮徳馬会長の至言に改めて思いをいたします。この精神を発揚していくことこそ、東アジアの平和と共生に寄与する道である、と確信します。 小泉総理の再度の靖国神社参拝と瀋陽総領事館問題は、日中両国政府間の信頼関係を傷つけるものでした。私たちは、いずれも政府の慎重な対応を望むとともに、両国関係の政治的土台の修復をはかり、日中国交正常化30周年の今秋に両国首脳会談を実現させるため、政府が大局的な見地に立ち、積極的で誠意ある努力を払われることを、小泉総理に要望いたします。 国交正常化30周年の今年、私たちはこれを記念するいくつかの活動や行事を行います。とくに、青少年交流を軸とする交流活動を広範に展開していく予定です。各都道府県で行われる多彩な記念行事は、両国の地域間の相互交流を促進する上で、大きな役割を果たすことと信じます。これら一連の交流活動を通じて、両国国民間の相互理解がいっそう深まることを期待いたします。 来年は日中平和友好条約締結25周年にあたります。この条約にうたわれた原則と精神は、両国の平和と発展のための友好協力パートナーシップを構築する上で、その土台となるものです。この条約の精神を広め、意義ある記念の活動を、今から準備していきたいと考えます。 日中両国は、二千年あまりにわたる友好交流の歴史と、共通の文化的背景をもっています。このような友好の伝統を受け継ぎ、更なる互恵協力を発展させることは、両国国民の共通の願いです。私たちは、歴史を正しく認識すること、台湾問題を適切に処理すること、東アジアの平和と安全に係わる事柄に敏感に対応すること、これらを常に念頭に置きつつ、一致協力して、日々の活動を力強く推進していきたいと願うものです。 |
| 2002年6月12日 (社)日中友好協会第5回通常総会 |
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