「マラソンは晴れ舞台。中国の選手も好きなユニフォームで楽しく走ってほしい」
ことし渋谷区代表団として北京国際マラソンに参加した
春山志津江さん
マラソンランナー北京の10月を黄色の目立つユニフォームで走る選手がいた。胸に日本と中国の国旗を付ける。
「渋谷区日中からの呼びかけで、初めて訪中することになりました」
「不安は無かったです」以前からスポーツジム仲間の上海人に中国のことは聞いていた。「北京は想像以上にカラフルでした」
2002年、学生時代から憧れていたホノルルマラソンに初参加。走る楽しさを知った。
今回、代表団で一人ハーフマラソンに挑戦。1時間35分で走破し、みごと6位に輝いた。
「レース中、一人で走っていることに寂しさを感じました。でもゴールで中国人スタッフが迎えてくれて感動的でした」「中国人は情熱的で親切。好感が持てました」
「国と国では複雑な事情がありますが、人と人は別。摩擦が起こるのは相手の国をよく知らないから。たくさんの中国人に日本に来てほしい」
「また中国でのマラソンに参加したい。でも記録更新ではなく記録維持が目標です」優雅さの中に謙虚な姿勢も見える。
「中国の選手のユニフォームは、みな地味なオレンジ色でした。マラソンは晴れ舞台。自分の好きなユニフォームでマラソンを楽しんでほしい」
将来、中国の街並みはさらにカラフルになりそうだ。(田島恵輔)
(「日本と中国」2011年11月15日号掲載)
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