「日中共通の文化がたくさんあります。交流は幅広く行うのが大切」
夫の後任として文化担当参事官に就任した
何 静さん 中華人民共和国駐日本国大使館文化担当参事官
ことし7月、中華人民共和国駐日本国大使館の文化担当参事官に就任。夫は張愛平前公使参事官で、山東大学の同級生。
「ずっと一緒に歩んできました」
「1976年5月、上海京劇団の通訳として初めて来日しました。そのときに村岡久平さん(現(社)日中友好協会理事長)や清水正夫さん(松山バレエ団創設者)とお会いしたんですよ」会ったときのことをはっきり覚えていて、ついきのうのことのように話す。
笑いながら流暢な日本語で「今でも日本へ留学したいんです」と、日本への思い入れは深い。
「文化交流は幅広い分野で行うのが大切です。日本と中国には仏教や書道、漢字など共通の文化がたくさんあります」
中国大使館ではアタッシェから一歩一歩、歩んできて経験は豊富。
いま10月に東京で行われる「中国映画週間」と「アニメフェア」に向け力を入れている。
「来年は中日国交正常化40周年で、中国文物展などのイベントの準備に大忙しです」
参事官に就任してすぐに伸し掛かる重責に「それが文化担当としての使命です」「主人との出会いも来年で40年なんですよ」と明るい笑顔を見せる。笑顔こそ心と心の交流の基本なのだと教えられるようだった。(田島恵輔)
(「日本と中国」2011年10月5日号掲載)
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