「希望や感動だけでなく、人との出会いという財産をいただきました」
北京オリンピック・パラリンピックの外国人ボランティア
細川裕子さん 中国人民大学大学院生
「コールセンターには留学生や大使館関係者がいて、世界記録更新などの情報が入るたびに一喜一憂。希望や感動だけではなく人との出会いという財産をいただきました」
北京五輪外国人ボランティアとして北京市内の多言語コールセンターで、7月下旬からパランリンピックが閉幕する9月中旬まで毎日3時間、競技情報や交通手段などの問合せに日本語で応対した。
中国人民大学大学院で知的財産権などの経済法を学ぶ。ボランティアには年初に貼紙を見て応募、学校推薦で難関の「専家座席(スペシャリスト)」として採用された。訓練は5日間。朝8時から夕方5時まで、五輪史から手話、人工呼吸など非常時の応急処置まで多岐にわたった。
五輪期間中、乗ったタクシー運転手から「五輪を手伝ってくれている人からお金はとれないよ」と言われるなど“変わる中国”を肌で感じた。「開会式で中国国旗を手に入場する日本選手団の姿などが中国人の日本イメージを変えました。今後も日中友好のために活動していきたい」
「法制度だけでなく歴史や言語などの文化も理解できる法律の専門家になりたいと思います」
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