「違いを越えて合意点を見つけるためにも民間外交が重要」
中国人記者や大使館員の合宿免許生を世話した
小原茂幸さん 伊那日中友好協会事務局次長、
(株)伊那自動車教習所業務執行役員営業部長
長野の伊那自動車教習所で80年代から、日本に駐在する中国人記者や大使館員の合宿免許生受入れにあたった。何でも話せる気さくな人柄と親身な応対で慕われ、これまでに約100人が免許を取得。王健・前中国新聞社東京支局長の記事にも「中国人記者の友人」として登場する。
中日友好協会の井頓泉副会長と袁敏道秘書長も卒業生。ことし3月には松本で二人と再会。「旧知の井さん、袁さんとお会いでき感慨もひとしおでした」
教習所と中国の交流が始まったのは1984年。河北省から自動車整備士の研修生5人を受入れてから。研修生の取材をきっかけに、北京日報、新華社などの在京記者、農業銀行、交通銀行などの行員らが次々と口コミでやって来るようになった。「伊那谷の農村風景を見てもらう貴重な時間になったようで記事にされた方も多い。中国のエリートと日本の順法精神や国民性、日中関係、アジアの未来について話せたことはかけがえのない財産」
「日中の違いを喧伝する記事が目立ちますが、違いを前提に合意点を見つけるのが大切。そのためにも民間外交が本当に重要だと思います」
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