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「日本と中国」
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友好訪問

坂東 玉三郎 さん 歌舞伎俳優

坂東 玉三郎さん 歌舞伎俳優
(ばんどう たまさぶろう)1950年東京生まれ。57年初舞台、64年五代目坂東玉三郎を襲名。代表作に『壇浦兜軍記』の阿古屋、『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子、『伽羅先代萩』の政岡など。海外公演多数。舞踊劇や映画などでも新境地を開拓している。日中合同公演は3月6日から25日まで京都南座、5月6日から15日まで北京湖廣会館で。
 

「中国の女形の将来について考える種になってほしい」

歌舞伎役者として初めて中国・昆劇の舞台に立つ
坂東 玉三郎さん 歌舞伎俳優

 中国の伝統芸能、昆劇と初の合同公演に挑戦する。演じるのは、昆劇の最高傑作『牡丹亭』と創作舞踊『楊貴妃』のヒロイン。
 きっかけは20年ほど前に国立劇場で目にした『牡丹亭』の舞台。昨年の6月になって、「根本を知りたい」と訪れた蘇州昆劇院で合同公演の話になった。
 「ヒロインが恋人に思いを抱いて死んでいく、日本人にも共通の情景や雰囲気を、違った楽器や言葉で表現していることに深く感動しました。まさか私に演じさせていただく機会があるとは」
 歌、踊り、セリフからなる昆劇は、600年以上の歴史を持つ。京劇の名女方、梅蘭芳が学ぶなど女方の伝統があったが、現在、女方を演じる役者はわずかしかいない。昆劇の若手女方と共演する今回の舞台に、女方復興への思いを込める。
 「中国の女方の将来について考える種になればいいし、昆劇を東洋、中国、蘇州の芸術演劇として皆様に紹介できればと思います」 すべて中国語で演じるのが見どころのひとつ。毎日テープを聴き発音を特訓している。
 「繊細な演技が昆劇の魅力です。どこまで踏み込めるかわかりませんが、学びながら楽しみたい」

 
 
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