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「日本と中国」
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友好訪問

神田陽子さん 講談師

神田陽子さん 
講談師

(かんだ ようこ)1958年東京生まれ。79年二代目神田山陽に入門。88年真打昇進。高座のほかテレビやラジオ、舞台、大学講師など幅広く活動。ライフワークは女性一代記もの、得意ネタは忠臣蔵、怪談など。日本講談協会会長。滔天と孫文のシナリオは日中友好協会の片岡健幹事の知人・長谷川禎三さんとの共同制作。

 

「ひとりの力で人間の人生が変わる、熱い友情が聞かせどころ」

宮崎滔天と孫文が題材の講談に取り組む
神田陽子さん 講談師

 熊本県出身の革命家・宮崎滔天と“中国革命の父”孫文を題材に新ネタを披露しようと、初めての九州弁を稽古の最中。核になるのは滔天、横浜での孫文との出会いの場面。 「どこに行っても師に会えなかった滔天が孫文と出会ったことで進むべき道がぱっと開けた。ひとりの力で人間の人生が変わるところ、男同士の熱い友情が聞かせどころ」
 孫文は滔天に西欧列強に対抗する中日の連帯を説き、ふたりの出会いはやがて辛亥革命に結びついていく。 
 「誰かが中国と仲良くしたいと言わないと始まらない時期に、滔天の目は中国、国外に向いていた。日本を東洋一に目覚めさせようという志に燃えた、心意気ある男性。世知辛い世の中ですよ、この講談でひとりでも目覚めてくれたら嬉しい」
 今秋、日中講談交流仲間の会で中国の講談視察ツアーに参加した。「反日感情を心配していた人もいたけれど、行ってみたら滔天と孫文の友情と同じ“情”の世界。いただいたこのご縁を、もっと深めていきたい」
 来年10月は仲間の会が中国の講談師を招き、日中友好講談大会を開く。「滔天と孫文のネタをやりたい。3部作を目指します」

 
 
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